ノババックスワクチン(高齢者3回目)
先月末、母を3回目のワクチン接種に連れて行った。年齢的には4回目接種が推奨される年齢なのだが、2回目接種後の副反応が重く(38度の発熱&帯状疱疹的な発疹と全身のかゆみ)出てしまったために、もう打ちたくない!と言うので接種を見送っていいたのである。買い物以外ほぼ出かけないし、会食も私とななちとくらいしかしないので大丈夫だろうと思っていたのだが、この夏の感染爆発で不安になってきた。ななちの高校でも毎日のように感染者の報告が来るようになったので、ななちや私が無症状感染して母に移すなんて可能性も十分にある。
その一方で2回目ひどかった副反応が、3回目で更にひどく出たりするのではという不安もあったのでどうしたものか…と悩んでいた時に、県の大規模接種会場でノババックスが接種できることを知った。
ノババックスは、ファイザー社やモデルナ社の「mRNAワクチン」とは異なる「組換えタンパクワクチン」で、この春(2022年4月19日)に薬事承認され、接種がはじまった。不活化ワクチンの一種で、B型肝炎ウイルスワクチン等、他のワクチンでも使用実績があるタイプのワクチンだ。ノババックス社から技術移管を受け、武田薬品工業株式会社が日本国内向けに製造している。副反応もモデルナやファイザーよりも軽いと評判だ。
従来タイプの国産ワクチン&副反応も軽いということなら母も接種する気になるかなと話してみたところ、母の方もこの感染爆発の中で不安を感じていたらしく「それなら接種してみようかな」との返事が。気が変わらないうちにと速攻予約し、接種に同伴した。
打った瞬間はファイザーよりも痛みを感じたらしい。これはおそらく薬液がファイザーよりも多いことによるものだと思われる。しかし、その後は接種部位が少し痛痒くなったくらいで発熱や倦怠感は全くなかったらしい。前回悩まされた発疹や全身の痒みも出ないまま二週間経過したので、おそらく今回は大きな問題なく終わりそうだ。母も追加接種できて安心したし、この副反応のなさならまた打っても良いと言っていた。
ワクチン接種の副反応で接種を敬遠している人は、ノババックスを検討してみても良いかもしれない。
新型コロナワクチン
2022.8.8投稿