
真竹(まだけ)の下処理方法
友達から真竹(まだけ)をお裾分けしてもらった。筍の代表格として出回っている孟宗竹と比べると細めで長く、産毛がないのが特徴だ。孟宗竹の旬が終わったこの時期に旬を迎える。
真竹の下処理方法は一般的な筍とほぼ同じ。採れたての真竹はアクが少ないので水で煮るだけでもよいが、収穫後時間が経ったものはアクが出てくるので米ぬかを入れてよく煮た方がよい。
1.穂先と根本をカットする
穂先(10センチくらい)と硬い根元(1センチくらい)をカットする。
2.皮をむく
穂先から根元に向かって縦方向に切り込みを入れ、外側の硬い皮をむく。穂先の部分はどこまでむいていいかわかりにくいと思うので、明らかに硬い皮だけむいいておき、茹で上がったあとでむくようにする。
鍋に入るサイズにカットする。
3.水煮してアクをとる
大きな鍋にたっぷりの水を入れ、米ぬか(小さじ1)を加えて10分ほど煮る。米ぬかがない場合は米のとぎ汁でも可。根本の厚い部分にスッと竹串が通るようになったら火を止め、鍋に入れたまま冷ます。
4.水に浸して保存
覚めたらさっと表面を水洗いする。この時穂先に残っている硬い皮をむいておく。水に浸して冷蔵庫で保存する。(水はまめにかえる。)
真竹はコリコリとした食感が美味。チンジャオロースなどの炒めものはもちろん、シンプルに塩をふってグリルで焼いた焼き筍にしても美味しい。
農協で見つけた変わり食材
2023.6.7投稿