ターサイの食べ方
夫が農協からビックな野菜を抱えてきた。
中華料理ではお馴染みのターサイだが、収穫時の姿は初めて見た。あまりの大きさに絶句。このサイズで200円というのだからさらにびっくり。
この立派すぎる葉柄。(若干育ちすぎなのではないかと心配したがそんなことはなかった。)
このままでは冷蔵庫にも入らないので、葉柄を根元から切り落とし一枚ずつにばらす。葉の形状を見ると青梗菜に似ているなと思う。
ターサイと豚肉の炒め
まずは定番の中華炒めでいただく。ターサイは火の通りが早いので下茹では不要。かたそうに見える葉柄も油で炒めるとシャキシャキ美味しく食べられる。
1.ターサイを4分の1くらいのサイズにカット。ニンニク・ネギ・生姜のみじん切りをごま油で炒め、香りが出てきたら葉柄(葉の根元の部分)と豚肉を炒める。
2.肉に火が通ったら葉っぱを加える。フライパンに入れるとすごいボリューム感があるがあっという間に火が通りしんなりする。
3.仕上げにオイスターソースを少し加える。炒めた時の食感&味はほぼ青梗菜。アクもクセもなく食べやすい。
ターサイのお浸し
中心部の小ぶりで柔らかそうな葉っぱはさっと茹でてお浸しに。茹でると味&食感共にほぼ小松菜になる。
ターサイと肉団子の鍋
ほうれん草のようなアクはないので、味噌汁やスープに入れる時は下茹でせずそのまま入れてOKとあったので、鶏団子鍋に入れてみた。
1.土鍋にごま油を入れ、薄切りにしたニンニクを炒める。
2.香りが出てきたら酒(大さじ1)と鶏がらスープと肉団子を入れ、あくを取りながら煮る。肉団子は鶏肉と豚肉の挽肉(半々くらい)にすりおろした生姜、みじん切りのネギ、塩、醤油を加えて丸めたもの。
3.肉団子が白っぽくなってきたら、ネギ、ターサイの葉柄、えのきを加える。
4.ネギがしんなりしてきたらターサイの葉の部分を加える。葉っぱがしんなりしてきたら食べごろ。
思った通り、中華味の鍋との相性は最高。お好みでちょっとラー油を加えても。シャキシャキの食感が楽しめる葉柄と柔らかい葉の部分、いずれも美味しい。お鍋にすると、半株くらいあっという間に食べられる。
しめは春雨やラーメンをいれても良いと思う。(しかし我が家は白米至上主義者ばかりなので雑炊になった。)
美味しくて調理もしやすいターサイ。しかもビタミンA、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富。こんなに使い勝手がいいのに市場に出回りにくいのはおそらくあのサイズ感のせいなのだろう。(あのサイズのターサイ買ったら他のもの買えなくなるもの…。)
農協で見つけた変わり食材
2022.11.27投稿