生芋からこんにゃくを作る
またまた夫が農協から変わった野菜を買ってきた。こんにゃく芋である。ご丁寧に手作りこんにゃくの作り方レシピまでもらってきていた。
このところ立て続けに農協の変わり野菜と奮闘していたので「たまにはご自分でお願いします…」と今回は夫に丸投げしてみたところ上手に作ってくれた。
1.こんにゃく芋を洗う
たわし(丸めたアルミホイルでも代用可)で表面をこすって、土と皮を洗い落とす。芋を直に触ると手がかぶれる可能性がある(こんにゃく芋はかなりアクが強い)ので、必ずゴム手袋等を使用すること。皮は少しくらい残っていても大丈夫だが、仕上がりの色は黒っぽくなる。きれいな色に仕上げたい場合は包丁などを用いてしっかり剥いた方がよいかもしれない。
2.こんにゃく芋を煮る
乱切りにし、大きめの鍋にたっぷりの水を入れ、芋を煮る。
中火で15〜20分ほど煮て竹串がすっと入るくらいになればOK。
3.こんにゃく芋をつぶす
鍋から芋を取り出し、水気を切って大きめのボウルにうつしたらマッシャーやバーミックス(ブレンダー)等を使い、芋を潰す。
4.炭酸ナトリウムを用意する
こんにゃくを固めるために使うのが炭酸ナトリウムだ。スーパーにはなかなか売っていないと思うが、ホームセンターなどに行けば手に入る。大体こんにゃく芋1kgに対して25gほど使用する。炭酸ナトリウムはあらかじめ30度くらいのお湯(25gに対しお湯100cc)によく溶かしておく。(詳しい分量はそれぞれの商品の説明書を参考にしてください。)
5.芋に炭酸ナトリウムを混ぜる
つぶしたこんにゃく芋に水に4の炭酸ナトリウムを少しずつ加えながらよく混ぜる。この段階でかなりこんにゃくっぽい香りになってきた。
6.成形して固める
流し箱に入れ、冷えて固まるのを待つ。
3時間ほどおくときれいに固まった。
7.しっかり茹でてアクを抜く
こんにゃくが固まったら使いやすい大きさにカットし、たっぷりのお湯で茹でてアクを抜く。小さくまたは薄くカットした方がアクが抜けやすい。こんにゃくは加熱しすぎることはないのでアクがなくなるまでしっかり茹でる。アクが残っていると食べた時ピリピリとするので、味見してピリピリ感がなくなるまでよく茹でる。何気にこの工程が一番時間がかかった。
茹で上がったら冷水にさらし、さらにアクを抜く。
8.水に入れて保存
保存容器にこんにゃくと水を入れ、冷蔵庫で保管する。(アクが出て水が濁ってきたら水を替えること。)
個人的にこんにゃくはそんなに好きではないのだが、今回夫が作ってくれたこんにゃくは私が苦手な臭みもなく、ぷるぷるでとても美味しかった。いくら食べてもゼロカロリーというのも万年ダイエッターには嬉しい。刺身にしてよし、煮て良し、焼いてよし。たくさんできたので、しばらくこんにゃく生活が楽しめそうだ。
農協で見つけた変わり食材
2020.11.6投稿