あしながきのこの食べ方
友達から秋の味覚あしながきのこ(ナラタケ)をお裾分けしてもらった。
ちょうど先日農協で「あしながきのこの食べ方」のメモをもらってきていたので、それを参考にあしながきのこそばを作ってみた。
1.石づきをとる
じくの下の硬い石づき部分をカットする。あしながきのこはじくの部分の食感がいいので、石づき以外の部分は残すようにする。
2.食べやすい大きさに切る
自然のものなのできのこの大きさは色々。大きなものは2〜4分割にカットし、食べやすい大きさにそろえる。
じくとかさを切り離してしまうと形が崩れやすくなるので、縦方向に切るのがおすすめ。
3.塩水につける
塩水に一時間ほどつけ、虫などを除去する。
4.なすと炒める
水気をしっかりと切り、薄切りにしたナスと一緒にごま油でしんなりするまで炒める。
うちの地域ではあしながきのことナスはセットで使われることが多い。お店であしながきのこそばを頼むと大体ナスも一緒に入っている。なぜだろうと調べてみたところ、どうやらナスにはきのこの毒を中和する力があるという言い伝えがあるらしい。いわゆる迷信で、科学的には根拠がないことがわかっているらしいが、伝統的にそのように食べられることが多いようだ。季節的にも旬だし、何より美味しい組み合わせなので我が家もそれに倣うことにする。
5.蕎麦汁にいれる
炒めたナスとあしながきのこを温めた蕎麦汁で軽く煮る。
6.おそばと一緒にいただく
ネギや七味をふりかけていただく。きのこの風味とナスが吸った油が蕎麦汁にコクを出してくれ、とても美味しい。
農協で見つけた変わり食材
2020.10.13投稿