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繰り返し見る夢

寝る前の一杯が効いているのか、金縛りの日々からは解放された。しかし、眠りが浅いことには変わりがないらしく、夢ばかり見る。大抵は寝る前に読んだ本や、見たテレビやが反映されたくだらないB級アクション映画のような夢だ。我ながら単純な作りの頭だと思う。

そんな夢に混じって、久しぶりに子供の頃から繰り返し見る夢を見た。迷子になる夢である。これは実際に体験した出来事が元になっている夢だ。

小学2年生くらいの時だろうか。家族でクウェートのショッピングモールに買い物に出かけた時の事、るんるん気分ではしゃいでいた私は、先頭を歩き、一人で勝手にエスカレーターに乗ってしまった。当時私が住んでいた所にはエスカレーターがなかったので(すごい田舎だったのだ。)珍しかったのである。

ふと振り返ると、親はいない。エスカレーターの下から私を呼んでいる。慌てて降りようとするが、エスカレーターは無情にもどんどん上がっていく。一度上がってしまって、上の階で降りるエスカレーターに乗ればいいだけなのだが、そんなことは思いもつかず(エスカレーター慣れしてなかったし…。)増えていく階段を必死に降りて行く。最終的に親が迎えにきたのかどうかは忘れてしまったが、その恐怖体験だけが一種のトラウマみたいな感じで残って、繰り返し夢に見るのかもしれない。

子供に戻った私は、キラキラしたショッピングモールのエスカレーターを必死に駆け下りようとしていた。それはものすごく長くて、いくら走っても降りることはできない。あと少しで降りれそうなのに、どんどん階段が出てきて、後戻りはできない。なんだか意味深な夢だが、特に何かに迷ったり後悔したりしている自覚はない。

同じ夢を繰り返し見ることは、世間的にも良くあるようだ。占い系の人は強いメッセージがあるから繰り返すと言い、能学者系の人は体験したことが脳に情報として残っているためだと言っている。いずれにせよ、楽しい夢ならいくら繰り返してもいいのだが…この歳で迷子の夢なんて。

寝酒も習慣化はしたくないし、根本的なところを治さなくてはならない。夫のように夢を見ず、ぐっすり眠れるようになりたいものだ。

2013.7.4投稿

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