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スープの冷めない距離が理想

今日も実家にお見舞いへ。そんなに来てくれなくていいと言われているが、ななちの顔を見ると父がちょっと元気になるので、行ける時にはなるべくななちと一緒に行くようにしている。

作り置き用に作ったおばんざいをおすそ分けで持っていくと喜んで食べてくれる。私の料理にはダメ出しばかりだった父が「おいしい、おいしい」と言って食べてくれるのは嬉しいような、少し寂しいような、複雑な気分だ。

ちなみに最近作っているのはNHK趣味どきっ! の「発酵食レシピ 」だ。体に良い発酵食品を使った、簡単で味のいいレシピが載っている。今週のヒットは小松菜となめこのらっきょう和え。意外な組み合わせが今までにはない新しい味を生み出していた。

おばんざいをお土産に持って行き、母からのおばんざいをお土産にもらって帰る。おかげで両家共におかずの種類が増える今日この頃。

子供が小さい時は親に助けてもらい、親が年をとって弱ってきたら助けてあげる…昔ながらの同居や近居って、理にかなっていたことなのかもしれない。都市への人口集中と核家族化が進んだ今の社会では、そうした暮らしは難しいことなのだと思うが。

うちから実家までは車を使えば高速とばして30分(まあ、それは許可が下りることはないだろう。)、電車とバスなら1時間。スープの冷めない距離とまではいかないが、いつでも駆けつけられる距離ではある。都内勤務でありながら、実家一時間圏内に暮らせるのは、夫が日々遠距離通勤に耐えてくれているおかげだ。本当にありがたいと思う。

最近は特にそう感じて、感謝の言葉を述べていた。そのせいなのだろうか…先日突然、カヌーが届いた。以前から欲しがっていた組み立て式のやつ。オークションで落札したらしい。

転移判明後、急激に悪くなった父を見て、やりたい事は老後の楽しみになんてとっておかないで、やれる時にガンガンやった方がいいと感じている。だから何も言うつもりはないが…。このもやもやした感じは何だろう。

2017.3.19投稿

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