小田原城で紫陽花散歩
昨日は神宮前ギャラリーのオーナーさんと、ギャラリーにゆかりのあるクウェート人作家のベドールさんと3人で、小田原城に紫陽花を見にでかけた。アラビア語は3年頑張ったけれどほとんどものにならなかったし、英語は苦手だし、一体どうやってクウェーティーな彼女と交流したものかとドキドキだったが、ベドールさんが流暢に日本語を話すのでホッと一安心。一日バリバリの日本語で貫き通した。(ベドールさん、ありがとう。)
紫陽花はちょうどよく見頃を迎えていた。小田原城の紫陽花は数もさることながら、種類も豊富なのが魅力。色々な紫陽花を楽しむことができる。
額縁で縁取ったような形に咲くガクアジサイ。日本原産の紫陽花で、今ある色々な紫陽花の原種となっている。なんとなく丸い紫陽花が先にあって、品種改良でガクアジサイができたのかなと思っていたのでこちらが原種というのはちょっとびっくり。
ガクアジサイから変化して生まれたのがホンアジサイ。こんもり丸い紫陽花特有のフォルムは「てまり咲き」と呼ばれる。
小ぶりな紫陽花。これはどちらも咲き始めで、次第に装飾花(一見花のように見える実はガクの部分)は大きく、色も濃くなっていく。
八重の紫陽花。園芸品種として、八重咲きの種類が急激に増えている。これらの園芸品種は、日本のガクアジサイが西洋で品種改良されて逆輸入された「西洋アジサイ」がベースとなっているそうだ。
純白の紫陽花として人気の「アナベル」。こちらは北アメリカ原産のものを改良したものらしい。
ポップコーンみたいでかわいい新種の紫陽花。調べてみたら品種名も「ポップコーン」というそうだ。
紫陽花を見たあと、天守閣まで登ったので、一日中歩き回る感じになってしまったが、お城も紫陽花もクウェートにはないものなので、喜んでいただけたようだ。
2018.6.14投稿