今年はフルーツカービング
毎年色々なマイブームを作り出しては、それにのめり込む夫。今年のブームはフルーツカービングに決めたらしい。先日書店で『フルーツ・カービングの教科書』なるものを購入してきて以来、色々な果物を彫っている。
一作目はりんご。フルーツカービングの基本、目の字カットだけで作れる花火模様のカービング。一作目からそれなりのクオリティが出せるところが夫の凄いところだ…。
二作目はオレンジ。ハート型にくり抜いたランプシェードである。くり抜いた皮はリキュールと砂糖で煮てオレンジピールにした。ハート形なのでトッピングにも最適。
そして三作目は人参ときゅうり。フルーツじゃないけど…。
個人的にはこれが一番お気に入り。いつもの浅漬けが、小洒落たお店のピクルスになった。
カービングに使っているのは専用の古典ナイフである。刃はかなり鋭利で薄い。
ナイフの反対側はペン先のようになっている。切り取る形を下書きするためのものだ。
フルーツカービングはタイの宮廷で、食卓を華やかに飾るために生まれたものらしい。ちなみに、本の表紙にある花のような果物はスイカである。
次から次へと色々なことに挑戦し、それなりのレベルまで習得してしまう夫には、ただただ感服するばかりだ。私なんて、時間があったらぼーっとしていたいと思ってしまうのに。
ただ、ブームに波があるのが難点だ。おせち用の人参とかゆずを飾り切りしてもらいたいなと思っているので、今年の年末までブームが続いてくれることを願いたい。
2018.1.28投稿