絵本レビューとWwbと…

AppleMusic満喫中

今月のはじめからスタートした、ストリーミング形式での音楽配信サービスAppleMusicが、かなりいい。月額利用料金980円(ファミリープランだと1,480円で、最大6人まで利用可能。)を支払えば、好きなだけ、あらゆるジャンルの音楽を聴くことができる。気に入った曲は、icloud上に保存でき、端末にダウンロードしてしまえば、ネットに繋いでいなくても聴くことができる。

クラッシックの場合、同じ曲でも演奏する楽団や指揮者の曲作りによって、かなり印象が変わる。AppleMusicを使えば、その辺りを色々聞き比べることが可能だ。例えば「ローマの祭」だけでも、ロンドン交響楽団のもの、ボストン交響楽団のもの、ロイヤル・フィルハーモニーのもの、東京フィルハーモニーのもの、東京佼成が演奏するウィンドオーケストラ版(懐かしいッ!)などなど、山のようにある。これらを聞き比べるだけでもかなり楽しい。ちなみに、個人的には、「ローマの祭」に関しては東京フィルのが一番好みだ。また、自分が普段あまり聴かないようなジャンルの音楽を、気軽に試すことができるのも、AppleMusicの魅力だと思う。

こんな便利なサービスが始まってしまっては、ますますCDが売れなくなってしまうのでは…と心配する声があがるのもわかる。実際、地元の愛用していたCDショップも、この数年で軒並み潰れてしまった。しかし、個人的には、CDにはCDならではの良さもあるので、一定の需要はキープできるんじゃあないかと思う。

実は先月、期間限定でオープンしていたジョジョカフェに行きたいがために、往復2時間かけて渋谷のタワレコまでこっそりと行ってきた。一人でひっそりと、ディオ様の「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」英国風ローストビーフサンドと、血の滴るブラッディオレンジジュースのセット(1800円)を堪能した後、展示フロアで原画展などを楽しみつつ(流石にプリクラまでは勇気がなくできなかった。)、イメージソングCDなどを購入。ご機嫌でタワレコを出たところ…どこかのテレビ局の街頭インタビューに捕まってしまった。

そこでまず聞かれたのが「今日はCDを買ったか?」ということだった。流石にこの年にして、「ジョジョのCDを買いました!」と言うのは恥ずかしかったので、その辺りはごにょごにょと濁し(イベントを見に気がてらCDを買ったとか言った気がする。)たところ、「音楽配信が主流になりつつある今、あえてCDを買う理由は何か?CDの魅力とは何か?」といったことを聞かれた。今思えば、AppleMusicのスタートを意識してのインタビューだったのかもしれない。

私は、せっちゃんをはじめ、好きなアーティストの曲はCDで手元に置いておきたい派だ。しかし、CDプレイヤーで聴くくことはほとんどなく、取り込んだ先のPCやiPhomeで聴く。それにも関わらず、私がCDを買う理由…それはおそらくジャケットにあるのだと思う。アルバムのイメージに合わせて撮影された写真や描かれた絵も、そのアーティストの作品の一部である訳だから、それもしっかりと受け止めたいと思う。それに、聞くだけでなく、歌詞カードを読み、言葉としての歌詞を味わいたい。突然のインタビューだったので、うまく伝えられたかはわからないが、とりあえずそんな感じで答えてみた。

なので、LPが絶滅しなかったように、CDも売れ行きは下がるかもしれないが、絶滅することはないと思う。これだけインターネットが発達し、どこの家でもデジタル番組表が取得できるようになっているのに、新聞は無くなっていないし、テレビガイドも絶版になっていないのだから。なので、AppleMusicを導入したとしても、Wave radioを買うという野望は諦めないぞ…。

2015.7.13投稿

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