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さよならハナミズキ

庭のハナミズキが完全に枯れてしまった。昨年の春頃からひどいうどんこ病に悩まされ、梅雨明けから次々に落葉してしまい、ほぼ一年近く葉がない状態だった。春先に新しい花芽が出ることに期待をかけ、消毒したり、冬には追肥したりしていたのだが…。4月に入っても花芽が出る気配はなく、ついに木の皮がむけ始めてしまった。根はどうなっているのだろうと掘り返してみたところ、自分に巻きつくように絡まった状態で伸びて、朽ちている部分もあった。根がこの状態では、どんなに木をケアしても元気にはならないはずだ。

うちの庭はかなりの粘土質で、引っ越してきた当初は雨が降ると全面泥沼状態になるほど水はけが悪かった。そのため、ガーデニングを始めた頃は、ひたすら土を掘り起こし、パーライトとバーク堆肥をすきこみ、園芸用の土と腐葉土を混ぜ込んで土壌改善に努めた。ただ、このハナミズキだけは、家を買った時からシンボルツリーとして植わっていたため、そうした改善作業をしていなかったのだ。ガチガチに硬い粘土質の土壌のままだったので、根を下に伸ばすことができなかったのだろう。一度掘り上げて土壌改善してやればよかった。

ハナミズキは夫も私も大好きな木だったのでとても残念だ。若木のハナミズキは病気や虫に弱いためケアが大変であったが、毎年春に咲くかわいい白い花と秋の紅葉が目を楽しませてくれた。2年前の春はどこよりもたくさんの花を咲かせてくれて頑張っただけ応えてくれた!と喜んでいたのだが。
ハナミズキのいなくなった庭は少しさみしい。

2013.4.7投稿

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