絵本レビューとWwbと…

『トリックアート図鑑』(あかね書房)



今日は4月1日なので、エイプリルフール的なものを…という訳でななちのお気に入り「トリックアート図鑑」を紹介しよう。

トリックアート、いわゆる「だまし絵」と呼ばれる絵は、人間の目の仕組みをうまく利用して、大きさや傾きを実際とは違うように見せたり、平面なのに立体的に見せたりしている。この本は、色々な種類のトリックアートを紹介すると共に、その仕組みをとてもわかりやすく解説していて、大人が読んでも「なるほど!」と新しい発見がある。だまし絵の巨匠、エッシャーの絵にも良く見られる「多義図形」や「ネッカーの立方体」もやさしい言葉で詳しく紹介されている。定規を使って長さを確かめたり、隠し絵を見つけあったりと親子での楽しみ方は色々だ。実際に簡単なだまし絵を描いてみても楽しいだろう。

子供の頃、初めてエッシャーの「滝」の絵を見た時「一体どうなっているのだろう?」と夢中で何度も指で水の流れをたどった。以来大人になった今でもエッシャーは大好きである。

2013.4.1投稿

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