りんごりんごりんご

年末の夫の実家からリンゴが一箱届いた。
なんでもお歳暮に二箱も届いたらしく、そのうちの一つを転送してくれたのだ。
ななちもりんごは好きだし、喜んで食べていたのだが、年末年始の下痢騒動もあり消費ペースがいつもより遅かった。そろそろいたんできそうだし、早めに食べなくては…ということで一気に消費すべく久しぶりにタルトタタンを作った。
夫が大好きなお菓子なのだが、

1.大量にりんごを必要とする。

2.手間がかかる。

3.私ははっきり言ってアップルパイの方が好きだ。

という理由から年に数回くらいしか作らない。まあ、お正月返上で仕事がんばってたし…と重い腰をあげて作り始める。
アップルパイはりんごを煮てパイに包んで焼けばよいのに対し、タルトタタンは、りんごを煮た後、それを型に入れてオーブンで40分焼き、さらにパイをかぶせて焼かなければならない。それも手間がかかるのだが…私が一番面倒だと感じるのは、10個のりんごをむかなければならないということだ。
3個ぐらいむいたところで「やっぱりアップルパイにしちゃおうかな」とくじけそうになる。

「りんごりんごりんご…。私は真っ赤なりんごです~。 」

頭の中でりんごの歌が無限ループし始めた。
そういえば、ななちはなぜかリンゴの歌が好きだ。CDでリンゴの歌が流れると、うれしそうな顔で「ジュ!」といいながらリンゴの箱からリンゴを取り出す。リンゴが「ジュ!」になってしまったのは、離乳食の最初の頃、リンゴをジュースにして飲ませたせいだろうか。
むいてしまえば、あとは時間をかけて煮て、焼けばよい。3時のおやつにはタルトタタンだ。

ななちにも煮りんごをあげてみたが、反応はイマイチ。生の方がいいようだ。私も正直、煮て焼いてこっくり濃厚な甘さになったりんごはちょっとくどいと感じる。やっぱりアップルパイの方が好みだ。パイもサクサクだし。

夫は大喜びだった。あっと言う間に半分食べてしまった。あんなに濃厚な味のものをぺろりと…。
手間はかかったが、すごく喜んでもらえたのでよしとしよう。
…でも次回はアップルパイにしよう。