VEGETA来る
我が家にベジータさまがやってきた。ななちがよく食べるようになったため、今まで使っていた冷蔵庫では少し手狭になってきたのだ。結婚のタイミングで購入したものなので、もう12年選手。消費電力的にもそろそろ買い替え時だろう、ということで先日ヨドバシで新しい冷蔵庫を買ったのである。そして、選んだのが、ベジータさまこと東芝の「VEGETA」だ。
別に名前で選んだ訳ではない。…まあ、全く影響していないとも言えないが。VEGETAにした一番の理由は、現在売られている冷蔵庫で野菜室が真ん中にあるのは東芝のVEGETAだけだからである。
一般的に冷蔵庫御三家として人気が高いのは、パナソニック、日立、三菱の三社である。次いで東芝、シャープが続いている。ここ数年で、御三家を含む他のメーカーは、製氷室と冷凍室を真ん中に集め、効率よく冷やし、消費電力を削減する方式へと移行してしまった。取り出しやすさよりも、省エネに重点をおくようになったということだろう。そんな訳で、元々野菜室にこだわりをもっている東芝だけが国内メーカーでは唯一、ツイン冷却システムを搭載し、野菜室を真ん中に配置している。
一番よく使う野菜を毎度しゃがんで取り出さなくてはならないのは非常に使い勝手が悪い。なので、真ん中野菜室だけはどうしても譲れなかった。真空チルドや、ピコイオンによる除菌機能搭載など野菜に良さそうな新しい機能も備わっている。おまけに名前もいい。という訳で12年ぶりの買い物の割には即決だった。
「貴様…開けっ放しだぞ!パワーがさがる!」とか喋ってくれたら楽しいのになあ…なんて思ったりしていることは内緒である。
2013.7.10投稿