受難の二週間
この二週間は、ななち受難の二週間であった。まず先週始め、人生初のものもらいを発症。右目がお岩さんのように腫れ、抗菌剤と消炎剤二種類の目薬をそれぞれ一日4回ずつ点眼するハメに。夫に似て、先端恐怖症で目薬が大嫌いなななちにとってはかなりの苦痛であったようだ。
やっと治って目薬から解放される〜と思った矢先、今度は学校で転んでこれまた人生初の捻挫を経験。右足首をパンパンに腫らし、足を引きずりながら帰ってきた。災難は続くものである…。
とりあえず冷やして休ませ、近所の薬局へ湿布を買いに行ったところ、市販の湿布は大人向けの成分なので、病院で子供用の湿布をもらった方がよいこと、できればサポーターももらって固定した方が良いこと、医療費控除がきいて無料であるので薬局で買うより病院へ連れて行って診せた方がお得であることなどを、親身になって説明してくれた。おまけに、わざわざ店から出てきて最寄りの外科の場所と営業時間まで教えてくれたのである。なんて商売っ気がないんだと驚くと同時に、その心の温かさに感動した。
受診した整形外科で出された湿布と子供用サポーターのおかげで、捻挫はだいぶ良くなってきた。薬局のおばさまのアドバイスはやはり的確であったのだ。
そんなこんなで五月の後半は病院通いと治療の日々で終わってしまった。何だか心配と気遣いでぐったりと疲れた。来月は、怪我も病気もせず元気に過ごして欲しいものだ。
2013.5.31投稿