三回忌

今日は祖母の三回忌だった。あの日から二年。食器戸棚の片隅にある祖母の形見の湯呑みを見るたびに、ああ、もういないのだと未だに悲しい気持ちになるが、気持ちの整理はついてきた気がする。やはり、大切な人の死を克服するためには時間が経つのを待つしかないのかもしれない。

ちょうど命日の今日、祖母の好きだったお店で皆と集まることができてよかった。

2014.3.29投稿