絵本レビューとWwbと…

コーヒーと心の平安

気がつけば11月。今年も残す所あと2ヶ月弱となってしまった。

先月は不調続きだった。9月中頃から始まったアレルギー性喘息に、ひどい睡眠障害、そして肘の腱鞘炎…。本当にロクなことがなかった。特に睡眠障害はかなり厄介だったのだが、なんとなく原因が判明し、現在は快方に。(心配かけて、本当にすみませんでした。)

友達から教えてもらった漢方薬を飲んだり、ストレッチなどに取り組んだりしつつ、そもそもの原因はなんだろうかと自分の生活習慣を振り返ってみたところ、どうやら「コーヒーの飲み過ぎ」という、非常にわかりやすい原因が浮かび上がってきた。

私は、やる気スイッチを入れる時や気持ちを切り替えたい時に、必ずコーヒーを飲む。これは長年の習慣なのだが、先月は特にストレスフルな日々を送っていたためか、毎日マグカップ5〜6杯のコーヒーを飲んでいた。私は全く無意識だったのだが、ドルチェグストの減りの早さに驚いた夫に「一体どんなペースでコーヒー飲んでるの?」と指摘され、いつもよりかなり多めにコーヒーを飲んでいることに気がついた。

「毎日コーヒー飲みまくって眠れないって悩んでたの?(この子、バカなの?)」と呆れられ、「とりあえずしばらくコーヒーやめなさい。」とコーヒー禁止令を出されてしまった。

習慣とは恐ろしいもので、いつもコーヒーを飲んでいる時間になると、そわそわとした気持ちになる。学生時代、ヘビースモーカーなゼミの先輩に「体に悪いとわかってるのに毎日煙草を吸いたいと思うなんて理解できない、百害あって一利無しじゃないですか?」的な事を聞いたことがあった。その時に「いや、一利はあるんだよ。心の平安。」という答えが返ってきて「心の平安なんて煙草以外から得ればいいのに…」と不思議に思ったのだが、20年経った今、ようやくその気持ちが理解できた。コーヒーがいい。いや、コーヒーじゃなきゃ、ダメなのだ。代替品では満足できない。若干依存症のようになっているのかもしれない。

そんな訳でいきなりコーヒー断ちするのは余計ストレスが溜まるので無理!と夫に理解を求め、禁煙と同じく少しずつ量を減らしていくようにしていった。とりあえず夜に飲むのはやめ、次に午前中を一杯だけに減らし、おやつの時はなるべくほうじ茶に…と摂取量を減らしていった所、中途覚醒がなくなり朝まで眠れるようになった。相変わらず色々な夢は見るが、悪夢に悩まされることはなくなり、日中の離人感も消えた。

抗アレルギー薬の服用や夫の体調不良の心配などもあったので、コーヒーが全ての原因という訳ではないと思うが、カフェインの過剰摂取が睡眠の質を悪くしていたことは認めざるを得ないだろう。心に平安を与えてくれるはずのコーヒーも、飲みすぎると心を壊す毒となってしまうということを身を以て学んだ。大いに反省…。

何事も、ほどほどが一番。

2017.11.8投稿

最近の投稿

レビュー記事

Work-life

Hobby

Diary