悪夢な日々
ここ数日悪夢ばかりみる。夫の体調やななちの学校行事などで色々と心配事が重なり、気がつかないうちにストレスを溜めていたせいだと思うが、なんだか疲れてきた。「たかが夢」なのだが、毎晩のように嫌な夢を見て、嫌な気持ちで変な時間に目覚める…ということを繰り返していると、気持ちが滅入ってくる。
それに夢を見るということは眠りが浅い状態にあると言うことなので、疲れも取りきれていないのだろう。一日だるいし眠い。
悪夢で眠れない→疲れが取れずストレスが溜まる→悪夢を見る…というループに入ってしまうと、なかなか抜け出すのが難しい。
夢をほとんど見たことのない夫は「そんなB級ホラー映画みたいな悪夢見てみたい!」とか「金縛りも一度は体験してみたいものだ」なんて、のんきに笑っているが、本人としては結構辛いし、真剣に悩んでいる。たとえ内容がアホみたいな悪夢でも、だ。
先日夫とDr.HOUSEを見ていた時に夜驚症の患者が出てきて「私はこれなのかもしれない」とふざけ半分で調べてみたところ、もっとぴったりくるものを見つけた。悪夢障害というやつだ。悪夢障害は夜驚症と同じく睡眠障害の一つで
「目覚めても詳細に思い出すことのできる不快な夢を繰り返し見る」
「目覚めと同時にはっきりと意識が戻る」
「夜驚症に見られる絶叫や体動、発汗はあまりない」
というのが主な特徴だ。小児期から青年期にかけて見られる障害で、少ないが成人後も続く場合もあるそうだ。レム睡眠の割合が多くなるような睡眠の取り方をしている人に多いのだとか。
普通、夢は目覚めた瞬間にすぐに忘れてしまうものらしいが、私は昔から目覚めた後でも夢の内容を詳細に覚えている。覚めてから明らかに夢だとわかるような非現実的な悪夢(陰陽師になって悪霊と闘っている、スパイ容疑がかかり黒服の男に追われている、腕の瘡蓋に蛆がわく等)の場合は「嫌な夢みたな!」と気持ちの整理ができるが、実生活に近い状況下での悪夢を見た場合は、なんでそんな夢を見るのかと複雑な気持ちになる。それに、時間が経つとそれが夢の中での出来事だったのか、現実に起こったことなのかわからなくなってしまうこともあったりして、結構厄介だ。(混同を防ぐために、なるべく毎日日記を書くようにしているが、最近サボり気味…。)
悪夢障害の治療法は、
「リラックスして質の良い睡眠をとるようにすること。」
…それができればそもそも悪夢になんか悩まされていない。それができないから困ってるのだ。
睡眠の質の低下は精神を蝕んでいくというが、本当にその通りだ。
「私、悪夢障害かも…」と言うと「ビックリマンチョコとかにいそうだね。」と夫。…そいつは悪魔将軍だ。それに、キン肉マンだし。(…と思ったらキン肉マンとコラボしたビックリマンチョコがあった。)
ツッコミ入れる余裕があるからまだ大丈夫だと思うが、そろそろなんとかしたい。
2017.10.13投稿