今年もMaker Fairer Tokyoへ行ってきた。手芸・木工から電子工作、ロボットまで、あらゆる分野のメイカー達が集うイベントだ。

今回1番面白かったのが、ニューヨークからやってきたNerdy Derby（ナーディー・ダービー）というミニチュアレースカー大会である。ワッシャーをタイヤにしたミニチュアカーを作り、長さ15メートル、高さ2.1メートルの坂道コースを走らせて速さを競うというものだ。以前ななちが参加したモックカーレースと似ている。

タイヤとなるワッシャーとボディとなる木片か提供されるので、それをベースに会場内に用意された様々な材料を工夫して自由に車を作る。

最初のレースには夫とななちが参戦。重さ重視のボディに、レールに合わせて緻密に調整したワッシャータイヤを付けた夫が大人気なく勝ち抜き、準優勝に輝いた。全く40超えて大人気ないんだから！とななちと共にあきれてしまったが、夫はめちゃくちゃ嬉しそうだった。

雪辱を晴らしたいとななちが言うので、二人で次のレースに参加。私は見かけ重視のねずみ君を制作。

軽めに作り、あえてあまりスピードが出ないようにしたのだが…次のレースは波打つタイプの坂道コースだった。

そのため、スピードの出しすぎにより脱線する車が続出。安全運転で走る私のねずみ君が予想外に勝ち抜いてしまい…三位を受賞。結果的に夫婦で大人げなく受賞してしまった。ななちには申し訳なかったが…ちょっぴり嬉しかった。