今日は父の準確定申告の手続きのため実家の方の税務署へでかけた。準確定申告はe-Taxに対応していないから、ややこしい書式を見ながら計算し、手書きで申告書類を記入しなくてはならないのだろうな…と覚悟していたのだが、国税庁の確定申告書等作成コーナーを使えば、申告書類をPDFで作成することができるということを教えてもらった。字ブスで手書きが苦手な私には朗報だった。

さっそく帰宅後、サイトにアクセスしてみる。画面に表示される通りに、源泉徴収票の情報をフォームに入力すると、還付される金額を自動計算してくれた。簡単だしあっという間だった。作成したPDFファイルを印刷し、タイトルに「準」の文字を加え、申告者の名前のところに相続人、被相続人の名前＆マイナンバーを追記すれば、「準確定申告」の申告書のできあがり。

ただ、相続人の氏名、住所などを記載するための付表と、還付金を相続人の代表者に一括受領させるための委任状は手書きで記載する必要がある。書類は税務署でもらうこともできるし、サイトからダウンロードしたものを使用してもよいそうだ。

そしてこれらの付表、委任状と、作成した申告書、そして源泉徴収票やマイナンバーカードのコピー等の必要書類などをまとめて郵送すれば、準確定申告は終了となる。ずっと気が重かった手続きが思いのほか簡単に片付き、随分気が楽になった。相続税についても丁寧に教えてくれたので億劫だったが行ってよかった。やはり税のことは税務署に直接相談するのが一番だと思った。