ひなまつり替え歌色々
二月も最終日。仕事も家庭も色々あって、怒涛のように過ぎていった。
明日からは三月。ひなまつりも目前…という訳で、巷にはひなまつりソングが流れており、子供達も楽しそうに歌っている。
ひなまつりソングといといえば「あかりをつけましょ…」でお馴染みの「うれしいひなまつり」だが、私の子供の頃はこの歌の最後を「今日は悲しいお葬式」に変えた「お葬式の歌」という替え歌があった。それは今も残っていて、小学生達に受け継がれて歌われているようなのだが、私が歌っていたのと微妙に歌詞が違っていた。
<ななちの歌っている替え歌>
あかりをつけましょ 爆弾に
どかんと一発 ハゲ頭
五人囃子の 神隠し
今日は悲しい お葬式
…なんか違う。
どうしてハゲ頭&神隠しからのお葬式なんだ??
全くストーリ性が感じられない!ということで、ママの時代はこうだったという見本を歌ってあげた。
<私の歌っていた替え歌>
あかりをつけましょ 爆弾に
お花をあげましょ 枯れた花
五人囃子の くびちょんぱ
今日は悲しい お葬式
爆弾→くびちょんぱからのお葬式。こっちの方がななちのよりもストーリー性があるではないか。
すると、夫が「僕が知っているものと違う。だいぶ雑な内容だ。」と言い出した。どうやら同じ世代(夫と私は一学年差)であっても地域によって歌詞が違うようだ。
ちなみに夫が歌っていたのはこんな感じ。
<夫の歌っていた替え歌>
あかりをつけたら 消えちゃった
お花をあげたら 枯れちゃった
五人囃子も 死んじゃった
今日は悲しい お葬式
…確かに他の二つよりもストーリー性はあるし韻も踏んでいて綺麗にまとまっている。
しかし、なんだか一番物悲しい感じがするし、小学生の替え歌ならではのバカっぽさがないと思う。
ひなあられ同様、替え歌も地域性や時代性があるんだなあと感じた一件だった。
ちなみに正しい「うれしいひなまつり」の歌詞はこちら。
みなさん、ちゃんと楽しいひなまつりにしましょうね。
あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ 桃の花
五人囃子の 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり
2017.2.28投稿