先日公園でななちと遊んでいたら、ママさん達が連れだってやってきた。何回かこの公園には遊びに来ているのだが、ママさん達に会ったのはその日が初めてだった。

とりあえずにこやかに挨拶をしてみる。ママさんグループは砂場で子供達を遊ばせ始めた。一緒に遊ばせた方がよいのかなあ、でも砂場遊びまだやったことないし、歳もダントツ小さい感じだし、一緒に遊べるかなあ…等と思い悩む母をよそに、ななちはマイペースに落ち葉を拾い集めて来ては切り株の上にのっけて遊んでいる。

気を利かせてくれたママさんの一人が、「一緒に遊ぼうよ♪」と迎えに来てくれた。きょとんとするななちを押すようにして「一緒に遊んでくださいな」とお兄ちゃんお姉ちゃんのいる砂場へ連れて行った。どうなるかな…と見ているとママさんからスコップを借りると、お兄ちゃん達の真似をしてザクザクと土を掘り始めた。

えー？こんなことできるんだ！と私の方が驚いてしまった。まだ食べちゃうだろうと思って砂場遊びはさせていなかったのだが…親が思っている以上に子供は成長しているのかもしれない。

お兄ちゃんのおもちゃを取り上げようとしたり、作った砂山を破壊しようとしたり、お兄ちゃん達に負けずに（というかかなり強気に）遊んでいた。あまりに大胆なのでこちらの方がハラハラしてしまった。ママさん達にも気をつかい、その日はこちらの方がぐったり疲れてしまった。

まだ小さいので一緒に遊ぶというよりも、近くで勝手に遊んでいる（…というか邪魔？）という感じだったが、他の子供達と一緒に過ごすというのもよい経験になったようだ。こうした経験の中で社会性というものも育って行くのかもしれない。

砂場遊びができることがわかったので、週末砂場遊び用のバケツ、くまで、スコップを買ってあげた。すごく気に入ったようで、家の中でもザクザクと床を掘っている。中でもくまでがお気に入り。昨日はおっぱいもザクザクされてしまい（泣）、結局寝る直前まで放さなかった…。

そして今日も朝起きるなり、隠しておいた砂場セットを持ち出し、「公園いくよ～」とアピール。しばらく砂場ブームはつづきそうだ。