初!初牛祭
今日は近所の稲荷神社の初牛祭へ行った。こちらに引っ越してきてもう7年目になるが、毎年なぜかこの時期には体調を崩して寝込んだり、別の予定が入ったりして、私だけこの初牛祭に行ったことがなかった。(夫とななちは何度か二人でデートしている。)神社の周りにはずらりと屋台が並び、鳥居の前にはお参りする人達がずらりと列を作っていた。こんなに盛大なお祭りだったとは…とちょっとびっくりした。
初牛祭の後は、ななちと二人で父の病院へお見舞いに行った。早ければ来週には退院できるかもとの嬉しい報告があった。点滴の管も抜け、身軽になったじいじを見てほっとしたのか、ななちはじいじと一緒に電動式ベッドに寝っころがりながらあれやこれやとおしゃべりをしていた。久しぶりにじいじとちゃーちゃんとのんびりとした時間を過ごしたのがよほど嬉しかったのか、実家に帰った時に発病する「帰りたくないの、今夜は泊まってく病」を発症…。さすがに病院には泊まれないでしょ︎と説得し、さめざめと泣くななちを慰めながら帰路につく。
毎度この「帰りたくない病」に付き合うのは面倒くさいなあと思いつつも、私も小さい頃こうだったよなあ…と思うとあまり強くは言えない。ななちの言う通り「勝手に涙が出ちゃう!」状態だったのをよく覚えている。子供にとって、おじいちゃん、おばあちゃんというものは、親とはまた違った、特別な存在なんだと感じた。
2016.2.6投稿