今日は今更ながら、庭にチューリップの球根を植え付けた。毎年10月中頃に植え付けているのに、運動会やら音楽会やらと園行事に忙しくすっかり忘れていたのだ。今年はもうやめようかとも思ったが、倉庫の中に乾かしてあった球根たちが頑張って芽を出しているのを見て、もしかしたら間に合うかも… と植えてみることにした。ちょっと多めに肥料をまいて、20球植え付ける。2年目、3年目の球根ばかりなのでどれくらいが開花するかはわからないが…。

この家に引っ越すまでは自分が庭いじりをするなんて思わなかった。実家にも庭があったが、ダンゴムシに遭遇するのが恐ろしく、草むしりなどの手伝いは一切しなかった。（悪い娘だ。）そんな訳で引っ越した当初は、でかい蟻やまるまるとしたミミズ、洗濯物を取り入れるたびにくっついてくるカメムシやカナブンに大騒ぎしていたのだが、4年も経つとすっかり慣れてしまった。家に入ってきたハエトリグモくらいなら、つまんで外にだせるようになったし、土から幼虫が出てきても無言で埋められるようになった。（でも、ダンゴムシだけはやはり触れない。）そして自分でも驚いたことに、庭いじりが楽しくてしかたがない。手間をかけた分、うまく咲いた時の喜びは大きいし、逆に失敗した時のガッカリ感も大きい。思うようにならない予測不能な感じが、何だか子育てにも似ているような気がする。