Fitbitによると私の1日の目標水分摂取量は1.8リットルが理想とされている。水はあまり飲んでいないが、コーヒーや紅茶、ジャスミン茶で常時水分補給しており、合計すると大体それくらい飲んでいるはずだ。にも関わらず、朝起きるとびっくりするくらい喉がカラカラに乾いている時がある。更年期に入るとホルモンバランスの変化により、水分を保持しにくくなるらしいのでそのせいだろうか。あるいはカフェインが含まれる飲み物ばかり飲んでいるのでその利尿効果により水分不足になっているのだろうか。（確かに最近トイレが近い。）

夫の腎結石＆腎石灰化がお茶の代わりに水を飲むようにしたら改善したことからも、中年になったら積極的に水を飲むようにした方が良いことは理解している。しかし無味無臭の水道水を毎日ガブガブ飲むのは難しい。レモン水とかハーブ水とか香りのある水であれば、多少飲む気になるかもしれない…ということでIKEAのドリンクサーバー（VARDAGEN）を導入してみた。

高さはおよそ30cmで、竹製のスタンド（オーゴントロスト）と合わせると45cmくらいになる。容量は5リットルのたっぷりサイズ。写真は1.8リットルほど水を入れた状態。朝に目標水分摂取量のレモン水やハーブ水を作り、夜までに飲み切るようにしている。

レモンの輪切りやミントに加えて季節の果物（この日はいちご）などを入れると、都会のオーガニックなカフェに出てくるようなおしゃれな香りの水になる。香りがあるため飲みやすく、飲んだ時の満足感も高いのでまめに飲む気になる。レモンにはビタミンCや抗酸化物質が、ミントには抗炎症効果のあるスパスミンという成分が含まれているので、美容効果や肌荒れ対策も期待できそうだ。ただし、レモン水は酸が強く歯を痛める原因にもなる＆ハーブはアレルギーが出る場合もあるので高濃度＆過剰摂取は避けよう。

水量が多い時は割と勢いよく水が出る。蛇口のしまりは良く、水がぽたぽた垂れることは今のところない。

高めの位置に蛇口が設置されているため、スタンドを使わなくても直置きできる。冷蔵庫に入れることができ（高さはあるが）、シンクに直置きできるので洗いやすい。一方でそれは蛇口より水位が低くなると水がでなくなってしまうという弱点にもなっている。（ジャーを傾ければ最後まで出し切ることはできるのでよしとする。）

頑丈ではあるがガラス製品なので、キャンプなどのアウトドアに持っていくのには向かない。テラス・ガーデンパーティー等であれば野外での使用も大丈夫だと思う。

ジャーにジュースを入れれば子供の頃に夢見た「ジュースがでる蛇口」になるし、たっぷりのスライスオレンジと赤ワインを入れれば大人も大喜びの「サングリアが出る蛇口」になる。ホームパーティーでも大活躍しそうだ。