エッグスチーマー(ゆでたまご器)で優雅な朝食を
私の祖父は朝食に必ずコーヒーとトースト、そして卵料理を食べていた。特に好んで食べていたのが半熟卵で、エッグスタンドにのせた卵をスプーンの裏でトントンと叩いて丁寧に殻をむいていた姿をよく覚えている。子供心に優雅で素敵な朝食の風景だなと思っていたようで、気がつくと私もコーヒー・トースト・半熟卵の朝食を好むようになっていた。
ところが、ななちのお弁当生活のスタートと共に朝食に半熟卵を作ることができなくなってしまった。ゆで卵のお鍋でコンロが一つ占有されてしまうとお弁当作りがしにくくなるのである。そんな訳で半熟卵を食べることができるのはお弁当作りのない土日のみとなってしまった。フランスで買ってきたお気に入りのエッグスタンドを使う機会もめっきりと減ってしまい寂しい限りである。
そんな(すごいちっちゃい)悩みを解決してくれたのがエッグスチーマーだ。(突然のステマ感。)水と卵をセットしスイッチを入れるだけで、あとは自動で完璧なゆで卵を作ってくれる。さらに時間と水の量を調整することで、半熟、固茹でと硬さを調整することができ、3個までなら温泉卵も作れる。もう買わない理由が思いつかなかった…ということで速攻ポチってしまった。
入っているものはスチーマー(本体)、スタンド、ふた、計量カップ、掃除用ブラシ。
計量カップには複数の目盛線がある。作りたいゆで卵の硬さ・個数に合わせて水の量を変えるためである。
使い方はとてもシンプル。計量カップで水の量を計測したら、本体の水受けに水をいれ、スタンドをのせる。
スタンドに卵をおいたらふたをしてタイマーをオン。以上!
調理が終わるとタイマーが鳴るのでスイッチダイヤルをOFFに戻し卵を取り出す。取り出した卵は冷水に入れて冷ます。
お鍋で作ると失敗しがちな温泉卵も完璧な仕上がりに。
だしで食べるのはもちろん、パスタにのせてエッグベネディクト風にしても美味。
セットしたらあとは放置でゆで卵ができるので、めんどくさがりやの私でも朝から玉子サンドを作る気になる。
添付の説明書には入れる水の量、卵の向き、配置場所などが卵の個数や仕上がりの硬さ別に細かく記載されているのだが、これをしっかり守っていればほぼ失敗はしない。
エッグスチーマーの導入によりお弁当のある日でも朝食に半熟卵をたのしむことができるようになったし、お昼のラーメンを作りながらトッピング用のゆで卵を作ることもできるようになった。入れたら放置で失敗なく好みの硬さのゆで卵ができるというのは、小さなことではあるが、私の生活の質の向上には大きく貢献してくれている。
2022.4.30投稿