壁紙修復
先日、東急ハンズでこんなものを見つけた。
壁紙の剥がれを修復するためのキットである。ななちの部屋の壁紙の剥がれが気になっていたので試しに買ってみた。ちなみに壁紙の剥がれは、ななちが小さい頃にやってしまったものであり、最近グレて破壊行為に走ったとかではない。自分で破いたのだから自分で修復しましょうね…ということで今回はななちにやらせてみた。
1.壁紙の型を取る
お湯(80度以上)に型どり材を入れる。
2分ぐらい待ち、透明な色に変わったら箸などで型どり材を取り出す。型どり材は熱で柔らかくなり、壁の模様を写しとれるようになっている。
乾いた布で型どり材の水分を拭き取ったら冷めないうちに型をとりたい壁に型どり材をピタッと押しつける。(熱いので火傷をしないよう気をつけて。)冷めてくると徐々に青色に戻るので完全に青色に戻って固まるまで5分くらい待つ。
冷めて固まった型どり材をゆっくりはがす。壁の模様が写しとれていればOK。うまくとれなかった場合はまた温めて柔らかくして型をとり直そう。
2.剥がれを部分を埋める
1.付属の「クロス用のり」を壁紙が剥がれたところに塗る。薄く均等に塗るのがポイント。
2.そこに「壁紙の素」を指で塗り埋め込んでいく。量が多すぎると盛り上がってしまうし、量が少ないと下地が透けてしまう。クロスの厚みと同じくらいになるようにのばす。
3.壁の模様を写す
1.「壁紙の素」の上に型どり材をハンコのようにおしつけ、壁の模様をうつす。
補修部分に壁の模様がついた。(押しつけが弱かったせいか少し薄いが…。)
2.2-3時間乾燥させれば補修終了。剥き出しになっていた部分が埋められたことにより遠目に見る分には壁の剥がれが目立たなくなった。
修復作業は割と楽しかったらしく、暇を見つけてはキッチンや階段の壁など、小さい頃に自分が剥がしてしまった記憶のある壁紙を修復してくれている。
新築で買った家だったので剥がされた時はそこそこショックだったが、今となってはこの修復の跡も含めていい思い出だ。
2020.11.14投稿