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WEBデザイナ必見のブラウザ「Blisk」

最近、仕事でBliskというブラウザを使っているのだが、これが本当に便利だ。ここ数年間で出会ったアプリの中で、一番有能だと感じたアプリの一つだと思う。

Bliskは、簡単に言うと「ローカル上で、スマホ、タブレットでの表示状態を確認することができる」ブラウザである。レスポンシブデザインのサイトを作る際には、スマホやタブレットなどPC以外の端末での表示確認が必須だ。そのため、表示確認のたびに必要なサイトファイル(HTMLやCSS、画像など)を全てサーバにあげ、それぞれの端末からサーバにアクセスするという作業が必要だった。確認後レウアウトの調整が必要だと感じた場合は、コードを修正し、それをまたファイルサーバにあげ、それぞれの端末からアクセスしなければならず…サイトの表示確認は結構手間のかかる工程だった。

しかしBliskを使えば、こうした一連の手間をかけることなく、ローカル上で、スマホ、タブレットでの表示状態を確認することができる。
こんな感じに。

Blisk使用イメージ

一番左端で端末を選ぶと、その隣のカラムに選択した端末での表示状態を示し、その隣にブラウザ(Chrome)での表示状態を示してくれる。選択できる端末のバリエーションも豊富で、iPhoneは4,5,6,6Pus,7,7Plus、スマホはNokia N9、GalaxyのS3,S4,S5,S6,S6 Edge,Galaxy Note5、LG G3、Nexusの4,6,タブレット類はiPad mini, iPad Air Retina,Nexus7,Nexus10での表示状況が確認できる。マウスクリックで切り替えるだけで、微妙に液晶サイズが異なるスマホ・タブレットでの表示確認を行うことができる、と言うわけだ。

もちろん、画面もスクロールするし、jQueryなどのスクリプトも動作する。初めて使った時、「君はなんて賢いやつなんだ!!」と感動してしまった。しかも基本無料。(一部機能は有料)

夫にSublime Text(絶賛愛用中!)を教えてもらった時も感動したが、このBliskも同じくらい感動した。大幅に作業効率がアップし、ほんと、ありがたい存在だ。

現在は英語版しかないようだが、基本的はChromeと同じなのでChromeを使っていれば問題なく使えるはずだ。もちろん開発ツールもついている。

2017.2.7投稿

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