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ラクダライド

昨日は義両親と一緒にズーラシアへ出かけた。昨年の夏、ナイトズーラシアへ行った時に作り途中であった「アフリカゾーン」が完成したので見てみたかったのと、その時に定員オーバーで乗ることのできなかったラクダに乗ろうと言うのが今回の目的である。

10時からのラクダライドの受付目指して早起きして出かけたのだが、到着した10時過ぎには午前の部の定員は満員になっていた。ラクダ人気、ハンパない…。どうやらこの近隣でラクダに乗れるのがズーラシアだけらしいとのことで、わりと人気があるイベントのようだ。仕方がないので午後一の回を狙うことにし、午前中は新しくできたアフリカゾーンを散策することに。

気候が良かったせいか、今回は動物達が活発であり、キリンやヒョウ、チーターなどをわりと間近に見ることができた。ななちもカメラを持って動物達を激写してまわる。数年前までは、動物よりも公園の遊具に夢中で、「何のために連れてきたのよ〜。」と嘆いたものだが、今回は全く遊具に行こうとはしなかった。『ダーウィンが来た!』で身につけた様々な動物に関する豆知識を、得意げに披露してくれる姿に成長を感じた。

お昼を食べた後はひたすらラクダライドの順番待ち。なんだかんだと1時間半くらい並んだが、その甲斐はあったようだ。初めてさわるぷよぷよとしたコブ、側対歩特有の横揺れする乗り心地など、とても面白かったと喜んでくれた。

ラクダと言えば、子供の時に見たラクダレースを思い出す。砂漠を疾走するラクダに並走するように車を走らせて見たあのレースは、子供の私でも「かっこいい!」と感動した。最近では、そのラクダレースはロボット操縦になっているということを何かのテレビで見た。コブの上に、騎手の代わりにロボットを取り付け、そのロボットをラジコンで操作し、鞭を入れるのだそうだ。騎手が落ちて怪我をすることもないし、ラクダへの負担も人を乗せるより少なくなるとのことで今ではこのスタイルがメジャーとなりつつあるようだ。合理的なアラブ人らしい発想だ。

日本の競馬もそのうち、こんな風になるだろうか。いや、おそらくそうはならないだろう。合理的だからという理由で、今までのやり方をスパッと切り捨てるという発想が日本には馴染まないからだ。日本には「昔から続いているものはなるべくこわしたくない」という考え方が根付いている。未だに多くの風習やしきたりといったしがらみから抜け出せない部分があるのも、様々な伝統や匠の技いうものが守られ、受け継がれ、息づいているのも、理由はこの部分にあるのではないだろうか。この考え方を、日本の欠点と言う人もいるだろうし、これこそ日本の美徳であると考える人もいるだろう。私としては、欠点とか美徳というものではなく、単にこれが日本の特徴なんじゃないかと思う。

ラクダライドからかなり話が脱線してしまった…。でもせっかく書いたから、これはこのままアップしてしまおう。(→今更書き直したくない。)静かな家で一人でゆっくり文を書いていると、いろんな方向に思考が飛躍してしまう。でも、その中で自分の考え方を再発見できたりして面白い。(→脱線したことの理由付けをそれらしい言葉でしておこう。)ああ、心の声がだだ漏れ。

2015.9.22投稿

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