PTA主催のお祭りまで残り二週間弱となった。そろそろ本格的な準備をしなくては…ということで今日は業務スーパーに景品のお菓子を見に行ったり、工作用の段ボールを分けてもらいに行ったりした。スーパーから段ボールわけてもらうなんてこと、高校の文化祭以来かもしれない。輪投げ四台分と看板用の段ボールをもらってきたら、家の中に段ボールの山ができた。鬱陶しいことこの上ないが、あきらめるしかない。しばらくの辛抱だ。

学校から帰ってきたななちは、リビングにできた段ボールの山を見て目をキラキラさせて喜んだが、一つも分けてもらえないとわかるとえらくガッカリしていた。新聞紙を丸めて輪投げのわっかを作るのを手伝ってもらうことでなんとかご機嫌を直してもらう。

輪投げのピンにするペットボトルに絵を描く作業も手伝ってもらう。今時のキャラクターと言えば、やはり妖怪ウォッチなのだろうが、ああいう一見シンプルなキャラクターほど似せて描くのが難しい。しかも曲面に描くとなるとなかなか難易度が高い。という訳で、私は描き慣れたベジータ様を描いてみた。中学生時代に身につけた無駄スキルが時を経て、こんな形で役立つとは思わなかった。