栗の渋皮煮からの…マロングラッセ
先日作った渋皮煮。そのままでも美味しいのだがこの量の渋皮煮をそのまま食べるのはつまらないな…と思ったので半分をマロングラッセ風にしてみた。渋皮煮に砂糖100g、ブランデー小さじ1、バニラエッセンス少々をふりかけ、ひたひたの水を加えてコトコト煮詰めていくのである。煮立って沸騰したら火を止め自然に冷まし、冷めたら火にかけまた煮詰める…ということを繰り返して仕上がったのがこちら。
ツヤツヤになり香りと甘さもグンとアップ。渋皮煮はどちらかというと和菓子っぽいほっくりとした味わいだったが、ブランデーとバニラエッセンスを加えただけで一気に洋菓子になった。海外留学に行った娘が金髪青目になって帰ってきた感じだ。
このマロングラッセ、美味しいのだが、一度食べ始めると止まらないという危険性を持っている。このままではあっという間に無くなってしまいそうだ。こんなに手間かかったんだから、もっと長くゆっくり楽しみたい…ということで半分をパウンドケーキにすることにした。目指すは歐林洞の栗のパウンドケーキだ。
2014.10.16投稿