天気がいいからサイクリングへ行きたいと夫が言い出し、いそいそと準備をしていると「一緒に行く！」とななちが騒ぎ出した。最後までちゃんとついてくるのを条件に夫はOKしたが、二人っきりで行かせるのは私が心配なので、私も同行することにした。

ななちが生まれる前は毎週のように二人で多摩川沿いを走っていたが、引っ越してからはスーパーの往復くらいでほとんどサイクリングはしていない。長い距離を走るのは久しぶりだが、ななちも一緒だし夫もそこまでハードなコースを選びはしないだろう…と軽い気持ちで出発。天気も良く、風もなくサイクリング日和だったので走っていて気持ちよかった。川沿いの道は菜の花と河津桜が満開で綺麗だった。

いつもは車で行く公園まで行くと、ななちはお気に入りのトランポリンで力いっぱい遊ぶ。こんなに遊んで帰りはバテない？と思う位遊んでいたが、ななちは「まだ全然疲れていないよ！」と余裕顏。そして、帰り道。バテたのは、私の方だった…。家に向かうまでの最後の坂が地獄のようだった。ななちは頑張ってこいでいたが私はもう手おしで登ることしかできなかった。（そして今はぐったり無気力状態。）

夫もななちの頑張りと体力に感心しており、これからは一緒に色々行けそうだと嬉しそうだった。