ブッシュドノエルのレシピ
明日(というかもう今日か…。)の義実家でのパーティーのためクリスマスケーキ第3弾を作る。今回はブッシュドノエルにした。
〈ブッシュドノエル〉
★材料(生地)
- 卵:L玉4個
- 砂糖:120g
- 小麦粉:70g
- コーンスターチ:30g
- 牛乳:大さじ1
- バニラエッセンス
★材料(かざり)
- 生クリーム(タカナシ47):1パック
- 明治クレミーホイップ:一箱
(砂糖の代わりに長年我が家はこれを使っている。) - イチゴ、ブルーベリー、みかん等のフルーツ
- 小枝などのチョコ菓子
- アラザン
★作り方
1.卵は室温に戻しておく。生クリームはクレミーホイップとまぜてツノが立つまで泡立てる。急激に泡だてると分離してしまうので注意する。
2.オーブンは170℃に余熱しておく。
3.粉類は合わせて3回くらいふるいにかけておく。
4.卵をボウルに割り入れ、砂糖と一緒にもったりするまで泡立てる。
5.バニラエッセンスをふりかける。
6.牛乳を全体に回し入れ、しっとりとツヤがでるようになるまで軽く混ぜる。
7.粉をふるいながら生地をつぶさないようにかるく混ぜ合わせる。一度に入れず、5〜6回に分けて少しずつ入れるとよい。
8天板に生地を流し入れ、170度に予熱したオーブンで20分ほど焼く。
9.生地を取り出し、乾燥しないようにラップをかけて冷ます。
10.粗熱がとれたら、大きめのアルミホイルの上に生地を置き、全面に生クリームを塗る。手前5センチを空けて生地の4分の3のところまで輪切りにしたフルーツを並べる。最後に手前5センチ、8センチくらいのところにヘラで浅くスジをつける。
11.スジをつけたところから生地を折り込み、アルミホイルを巻き簀の代わりにして丸めていく。生地を潰さないよう気をつけつつ、ある程度力をいれてギュっとするときれいな形に丸めることができる。(でも力の入れすぎには注意。)丸めた状態で一時間ほど冷蔵庫で冷やす。
12.ケーキの両端を切り落とし、一つをケーキの上にのせる。もう一つは…味見と称して食べてしまう。
13.全体にクリームを塗った後、フォークで木肌のようにスジをつける。今回は1歳児がいるため普通の生クリームで塗り、ココアパウダーをふりかけたが、チョコクリームで塗り、粉砂糖をふりかけると、より切り株っぽくなる。フルーツやオーナメントを並べれば完成。
ロールケーキは一番最初に母に教えてもらったケーキであり、ブッシュドノエルも昔からよく作っていた。しかしかなり昔、好きだった人にブッシュドノエルを作ってプレゼントしようとしたところ、渡す前にうっかり落としてしまい、ヤバイ!と動転している所に相手がやってきて、中がどうなっているか確認せずに渡して逃げ帰るという失敗をしでかしてしまった。頭が真っ白くなり「渡さない」という選択肢が思い浮かばなかったのである。うっかり事件ばかりの私の人生の中においても、かなり上位にランクインする失敗だ。帰宅後再起不能になるまで落ち込み、その後もしばらくトラウマとなって、ブッシュドノエルは作れなくなってしまった。
結婚後、クリスマスパーティーの回数が増え、毎回デコレーションケーキだと飽きてしまうので、また作るようになったが、やはりブッシュドノエルをみると当時の恥ずかしいような自己嫌悪のようななんとも情けない気持ちが蘇ってくる。切ないケーキだが、ななちはデコレーションケーキよりロールケーキの方が好きらしい。
2013.12.22投稿