ばあば参上

実家から母がななちに会いにきた。今まで毎日見ていたので、10日も会わないと会いたくてしょうがなくなるらしい。「孫バカだ」と笑うと、母は「孫」という実感はないという。

母曰く「孫なんていうと、自分がひどくおばあさんになった気がするわ。」

でも、実際おばあさんなんだけど、と私は心の中で突っ込む。
「じゃあ、なんなの?」と私が聞くと、

「娘の…子供?」と答えた。

だから、娘の子供のことを、世間一般的には孫というのだよ!!とさらに突っ込む。っていうかなぜ疑問形?

「…なんか、あなたがお人形さん遊びしてるみたいに見えるんだよね。」

し、失礼な〜!…と思いつつ、でもなんとなく気持ちはわかる気がする。私自身、母親になったという実感はいまいちわかない。ななちが自分の子供である、という実感はあるのだけれど。

子供を産んで、その子供を育てている、その実感はあるのだが、自分が母親であるという実感はない。おそらく、「母親=自分の母」というイメージが焼き付いているせいだろう。

同じように母には、「子供=私」というイメージが焼き付いているはずだ。なので、子供である私が、母親になって子育てしている、という姿はなんとも不思議な感じがするに違いない。だから、「お人形さん遊び」に見えてしまうのかもしれない。