『ふたりはいっしょ』(文化出版局)
先日出かけた時に夫が「これは確か小学校の教科書に載っていた話の本だ。面白かったのを覚えている。」と一冊の児童書を持ってきた。(学校が違うためか、私には全く読んだ記憶がない。)二匹のカエルが描かれており、なんとなく時代を感じさせるフォントでタイトルがかかれている。エルマーシリーズが好感触だったので、そろそろ文字が中心のいわゆる児童書も集めていこうと思っていたところだ。そんなわけで早速購入してみた。
この本に綴られているのは、がまくんとかえるくんの日常のエピソードである。一冊に5つのお話が入っており、一つの話は10〜15ページと読みやすい分量だ。仲良しの二人のやり取りは、本人達は大真面目なのだが、どこか漫才チックで、読んでいて思わずクスリと笑ってしまう。予定表を無くしたから今日は何をしていいかわからないと一日その場に座り込んでしまったり、クッキーを我慢する意思力をつけるために試行錯誤したり。ツッコミどころ満載の二人に、ななちもケラケラ笑いながらツッコミをいれている。
この本には夫が昔教科書で読んだ話は載っていないようだった。同シリーズに『ふたりはともだち 』(ミセスこどもの本)と『ふたりはいつも』 (ミセスこどもの本)と『ふたりはきょうも 』(ミセスこどもの本)がある。集めながらそのお話を探そうと思う。
2013.8.20投稿