marshipさん個展へ
神宮前ギャラリーで開催しているmarshipさんの個展「星の降る森」へ行ってきた。
marshipさんはイベント出展は頻繁に行なっているが、個展という形での展示販売は今回が初めてとのこと。ギャラリー空間全体でmarshipさんの世界を表現されていてとても素敵だった。
marshipさんの作品の魅力は造形の細かさと世界観だ。作品一つ一つにストーリーがあり、動物への深い愛を感じる。例えばこのベタのピアスは、耳につけると泡をイメージしたブルートパーズの周りをベタがヒラヒラ泳ぐように作られている。
陽気なスマイルを浮かべたハシビロコウのリング。このゴツさと存在感、男性がつけても素敵だと思う。
立ち姿のペンダントも、ハシビロコウの特徴である直立不動感があふれている。
他ではあまり見られない爬虫類や昆虫をモチーフにしたアクセサリーがあるのも魅力だ。
また、今回は個展と言うことで石のセレクトオーダー会も開催。
自分で好きな石を選んでそれをピアスやリングなど好きなアイテムに仕上げてもらう事ができる。
使用する石はデンドリッククォーツ。金属成分が水晶に溶け込こんでいて植物入りの琥珀のような模様を持つ。
自然のものであるため、同じ模様のデンドリッククォーツはない。どれもが世界でたった一つだけの模様だ。
自分へのクリスマスプレゼントとして、新規にぶら下がりポーズのハリちゃんをお迎え。
誕生日にプレゼントしてもらった燻銀ハリちゃんと比べるとサイズも重量もアップ。冬のニットにちょうどいいサイズだ。
このフォルムとリアルなハリ感、実物を見たりされているのですかとmarshipさんにお伺いしたところ、ハリカフェや動物園などで実際に見て、触れ合って作品の造形イメージを作っているとのこと。ヤンバルクイナを作成する時には沖縄まで実物を見にいったのだとか。(すごい!)作家さんにお会いして色々お話を聞けるのも個展ならでは。
marshipさんの作品展は明日まで。ここでは紹介しきれないくらい、魅力的な作品がたくさんあるのでお見逃しなく。来場者プレゼントのクロスもとても素敵。
2019.12.9投稿