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さかさことばでうんどうかい

『さかさことばでうんどうかい』(福音館書店)

10月は運動会シーズンということで、運動会にちなんだ絵本を一冊。この「さかさことばで うんどうかい (こどものとも絵本)」は、動物たちが運動会をしている絵本なのだが、すべての文章が語呂の良い「さかさことば」で書かれているところに魅力がある。

パン食い競争のページでは「ぞうくん ぱん くうぞ」、重量あげのページでは「できる やれば ねばれ やるきで」といった感じに、全てが回文になっている。よく、うまい具合に考えたなあ!と大人が読んでも面白い。

ちなみに、ななちのお気に入りの回文はお昼休みの「めしがないよ つよいながしめ」である。

大胆な構図で描かれているユニークな表情の動物達もこの絵本の面白さを引き立たせてくれている。ガニ股で新体操を踊る馬、リレーのページでトップのブタを大口を開けながら追いかける肉食獣達など、思わずクスリと笑ってしまう。(子供には大ウケ間違いなし。)ななちも幼稚園の時にこの絵本をきっかけにハマり、今でも時々読んでは自分でも回文が作れないかと試していた。大人も子供も一緒に楽しめる。

2013.10.23投稿

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