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Outdoor Hill Village

時の栖でキャンプ

先月末、夫が(かなり遅めの)夏休みをとったので家族で時の栖のOutdoor Hill Villageへ行ってきた。

完全なフリーサイトで、予約一件につきテント1張り&タープ1張りが可能。混雑シーズンでなければ区画なしで広々と利用することができる。料金は1予約(7名まで)平日5,000円、土曜祝前日は6,000円(ハイシーズンは7,000円)。車はサイト内に乗り入れることはできないがサイト近くの専用駐車場を使うことができる。ワンちゃんも一匹あたり一泊1,000円で一緒に泊まることができる。

この日は友達家族と一緒にきている大所帯の利用者が多かった。大きなテントやタープが立ち並んでいるため、我が家テントがなんだかこじんまりと可愛らしく見えた。

散策&温泉に行く予定だったので、火起こしはせずにスノーピークのHOME&CAMPバーナーリロ氏のホットサンドパンで簡単調理のお昼ごはん。

タレに漬け込んでおいたお肉を焼いて、トルティーヤに巻いていただく。

ホットサンドパンに残ったタレは食パンに吸わせてチーズトーストに。(お片付けも簡単!)HOME&CAMPバーナーリロ氏のホットサンドパンの組み合わせは最強だと思う。

後片付けを済ませ、散策へでかける。お隣のエリアには気軽にキャンプを楽しむことができるグランピングテント型の宿泊エリアがある。手ぶらでBBQとテントを楽しむことができるので小さな子供連れやキャンプ初心者に人気があるらしい。

時の栖はななちが小さい頃(幼稚園前)に一度来たことがある。その時にはモンゴルのゲル的な宿泊施設に泊まった。当時はもっと木が鬱蒼としていてお店などもそんなになかった記憶があるので、レストランやらワイナリーが立ち並ぶショッピングエリアができていてびっくりした。

チョコレート工房「Normandie Chocolat」で買ったソフトクリームがとても美味しかった。

キャンプ利用者は時之栖の温泉を割引料金で利用することができる。温泉は天然温泉の「気楽坊」(割引価格:800円)と、18歳以上限定で贅沢な大人な時間を楽しめる「源泉茶目湯殿」(割引価格:1500円)の二箇所。

「気楽坊」は大浴場と露天風呂に加えて、サウナや寝湯、炭酸泉、薬草泉、塩風呂など色々なお湯を楽しむことができる。館内にはレストランや漫画を読める休憩室も。利用客は家族連れが中心。

もう一つの「源泉茶目湯殿」は18歳未満お断りの大人限定の温泉でお値段もお高め。「気楽坊」と比べると内風呂の種類は少ないが、富士山の見える展望露天風呂とフィンランド風サウナが楽しめる。富士山を眺めながらゴロゴロと寝っ転がってサウナを満喫。

温泉を楽しみ過ぎたせいで、出てきた頃にはすっかり夜になっていた。

うつろいゆく富士山や四季折々の富士山を表現した光のトンネル。イベントをやっていたらしく、着ぐるみ&コスプレの人もたくさん歩いていた。

キャンプエリアに戻ったら、ななちが暗い中頑張って火起こしをしてくれていた。芝生を守るため、焚き火台はブロック(サイトで無料貸し出し)の上に置いて利用する必要がある。

夜ご飯は焚き火で塊肉を焼いてシュラスコ風にいただく。燃え盛る炎の中に下味をつけておいた塊肉を投入。

表面が焼けたら削って食べ、また火にくべる。シンプルだけど美味しい!

締めは「手づくり工房」で買ってきた生パスタとアサリのソースをホットサンドパンに入れて作ったボンゴレ。モチモチの生パスタが美味しかった。

夜は「王宮の丘」で有料の噴水ショーが開催されるのだが、キャンプサイトからも遠目に楽しむことができる。圧倒的な高さを誇る噴水パフォーマンスなので、遠目からでも迫力満点。(逆に近いと怖いかも。)

家族連れが多いためか、みなさん就寝が早く夜はとても静かだった。

夜中から朝方にかけて天気が崩れ4時頃には雷雨となった。目が覚めてしまうくらいの雨音と雷鳴。すごい雨で浸水してくるのではと心配したが、大丈夫だった。芝生なため、すごく水捌けがよいみたいだ。

6時頃に雨が止んだので朝ごはんをつくる。昨日のシュラスコの残りをチーズと一緒にパンに挟んでホットサンドにした。

「手作り工房」で買ったあらびきソーセージもおいしかった。(お土産に買って帰ることにした。)

久しぶりの家族キャンプだったが、かつてないほど快適であった。トイレや炊事場も綺麗に管理されていたし、芝生で柔らかかったので背中が痛くなることなく眠れた。(夜中の雷雨は怖かったが。)何より温泉を楽しめたのが大きい。ここ数年でめっきり体力が落ちてしまったため、アウトドア系の遊びは億劫になってきたが、これくらいのお気軽キャンプならまだ楽しめそうだ。

2023.11.30投稿

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