いい夫婦の日に思う
11月22日はいい夫婦の日らしい。1988年頃から提唱されていて、1999年ごろからイベントなんかも行われるようになったらしいが、私が知ったのは最近である。
夫に「今日はいい夫婦の日らしいよ」と言ったら、「いい夫婦ってなんだろう」という話になり「いい夫婦」の定義について二人で考えることになった。「いい夫婦」だと漠然としすぎるので「いい」よりイメージしやすい「わるい夫婦」をまず定義しようということに。そこから「わるい」は何に対して悪いのかという方向に展開され、最終的に善悪問答みたいになり、今日中に定義することは無理という結論に落ち着いた。
夫が在宅勤務になったため、今年はかつてないほど夫と一緒の時間を過ごしている。ほぼ毎日三食プラスおやつを共にするという、退職後のセカンドライフをプレ体験している状態だが、巷で言われているように険悪な雰囲気になったり、ラブ度が増したりすることはなかった。良くも悪くも安定している。
このままいけば老後の生活もこんな感じだろうという見通しがついたような気がするが、そう簡単にはいかないのだろう。この1年で、当たり前に続いていくと思う日常はいとも簡単に崩されてしまうということを学んだ。平凡に思える毎日に感謝し、1日1日を大切に過ごしていきたい。
2020.11.22投稿