おうちでタピオカミルクティー

今週は学年末テスト週間だった。そんな訳でがんばるななちのを応援しようと、大好きなタピオカミルクティーを作ってみた。

〈ブラックタピオカのミルクティー〉

★材料

ブラックタピオカ(GABANのものをカルディで購入):50g
午後の紅茶(ミルクティー):500ml

★作り方

1.大きめの鍋にたっぷりの水を入れしっかり沸騰させる。水の量が少なかったり、ちゃんと沸いていなかったりすると、タピオカが鍋底に沈んではりついてしまうのできちんとたっぷりの湯を沸かす。

2.タピオカが踊る程度の火加減で50〜60分ほど茹でる。(思ったより時間がかかる。)お湯が少なくなったら適宜さし湯する。

3.タピオカの表面が透き通り、中心部にわずかに芯が残っている状態になったら火を止める。茹で汁はこのように真っ黒くなるので、時々すくい上げてタピオカの具合をチェックする。

ちなみに茹でる前(左)と茹でた後(右)ではこれくらいサイズが変わる。

4.表面のぬめりをとるために冷水にさらし、ザルにあける。

5.コップにたっぷりとタピオカを入れ、午後の紅茶(ミルクティー)を注げば、春水堂並みにぎっしりタピオカの入ったタピオカミルクティーの完成!

カロリーのことは考えないで飲むべし。

ダークチョコ&ママレードのカップケーキ

今年のバレンタインデーは『チョコレートのお菓子』に載っていた「ダークチョコママレードパウンドケーキ」に挑戦した。

パウンドケーキに挑戦したのにどうしてタイトルがカップケーキなのかというと、ちょっとした事故がおきたためである。

この本のレシピを使うのは初めてだったが、パウンドケーキは作り慣れているのでまあ失敗はしないだろうとタカをくくり最初からアレンジして作ることにした。レシピにはママレード140gを練り込むとあったのだがこれを地元農家さんから買ってきた手作りみかんジャムに置き換えて作ったのである。このジャムはみかんと砂糖とレモン果汁しか使用していないため、みかんの味が濃くてとても美味しい。だからケーキに入れても絶対美味しくなるという確信があった。

生地をパウンド型に入れた時、いつもより生地がゆるい感じがしたが、湯煎したチョコレートが150gほど入っているからこんなものかなと思い焼き始める。20分くらいすると香ばしい匂いがただよってきた。膨らみすぎてケーキの先端が天井にあたって焦げたのかしらと思ってオーブンを覗くと、パウンドケーキの型から生地がどろりと溢れ出ていて、天板の上でじゅうじゅう焦げていた。それはまるで聖杯から溢れ出る災厄の泥。驚きのあまり変な声がでた。

原因はおそらくみかんジャムの水分が多かったためであろう。チョコレートが入っているためただでさえ緩めなところに水分の多いジャムを混ぜ込んだため、生地が水っぽくなってしまったのだ。

慌ててオーブンから型を出し、中途半端に加熱されたドロドロの生地を背の高いカップに入れかえて焼いてみた。今の加熱でジャムの水分もとんだことだし、熱が通りやすいように小分けにして焼けば復活できるのではないかと思ったのである。ダメ元だったが成功し、作り直しは免れた。慣れているからといっていいかげんに作ってはいけないなと反省。(味はよかった。)

『四畳半神話大系』(太田出版)

今年最初の書評は森見登美彦氏の『四畳半神話大系』。15年ほど前に読んで以来、独特の…というかかなりクセの強い森見登美彦氏の世界にハマった。彼の作品は文豪の名作文学を彷彿とさせる古風な文体で大真面目にふざけているところに魅力がある。

『四畳半神話大系』は「四畳半恋ノ邪魔者」「四畳半自虐的代理代理戦争」「四畳半の甘い生活」「八十日間四畳半一周」の四篇から成る短編集で、それぞれ独立したストーリーとして楽しむことができる。でも最初は順番通りに読むことをおすすめしたい。

主人公は薔薇色のキャンパスライフを送り損ねたことを悔やむ大学3回生の「私」。こうなったのは全て悪友「小津」のせいと恨みがましく思いつつも、腐れ縁を切ることができずにいる。もし1回生の時に別のサークルを選んでいればと自分の過去の選択を後悔する「私」であったが…。

登場人物がそれぞれ強烈な個性的をもっており、ストーリー展開も突飛でまるでドタバタ喜劇を見ているようだ。全編通してコミカルでふざけた話なのだが、時折ハッとさせられる部分もある。

例えば「四畳半自虐的代理代理戦争」で描かれている「樋口師匠」と「城ヶ崎氏」との闘いは、実は誰が何のために始めたのかも不明なのに代々引き継がれているものだと判明する。実社会にもこのように意味もなく脈々と受け継がれている不毛な対立は数多くある。

また最後の「八十日間四畳半一周」に描かれている80日に渡る孤独な行軍は、人が生きる姿そのもののように思える。足掻いてみたり、無気力に陥ったり、ヤケになったり、思い出に耽ってみたり…。そして四畳半の部屋が自らの選択によって生じた並行世界であると気がついた時「私」はその無限性を理解する。

毎日生きていく中で私達は様々な選択をしている。時にはほんの些細な選択の違いによって大きく運命が変わることもある。物事がうまくいかなかった時は「あっちを選べばよかった」「ああすればよかった」と後悔してしまうことも多い。そんな時はつい過去の自分を責めてしまいがちだが「とりあえず大目に見てやるにやぶさかではない。」と広い心で受け入れるようになれたらと思う。

5週間

マロンが亡くなって5週間が過ぎた。あまりにも突然であっけなかったため、まだ気持ちの整理がついていない。

亡くなった直後はひたすら泣いてばかりいたが、お焚き上げした後、情報共有しなくてはという使命感のようなものを感じ、飼育ブログに亡くなるまでの経緯を書いた。増えてきたとは言えまだまだ飼育事例の少ないハリネズミ。いつか誰かの参考になればと思って書いたつもりだが、読み返してみるとさほど有効な情報はなく、ただ自分の気持ちを吐き出しているだけの駄文だった。

記事を書くことにより少しは気持ちの整理がつくかなと思ったが、そんなことはなく、飼育道具の片付けや祭壇の設置などマロンに関する諸々のことが済んだ後、無気力状態に陥ってしまった。本を読むとか、庭いじりをするとか、お菓子を作るとか、今まで好きだったことに全く関心を持てなくなった。

こんなことは初めてで、自分は一体どうなってしまったのかと不安になったが、これは抑鬱状態であること、抑鬱状態になるのは悲しみのプロセスの一つであることなどを夫が冷静に説明してくれたので、そういうものかと受け入れ、時間が解決してくれるのを待った。

そんな訳でこの1ヶ月はコーヒーを向精神薬代わりにして仕事と家事をこなし、アイリッシュコーヒーとジンコークを睡眠導入剤代りにして寝るという生活を送っていた。不健康だが、カフェインとアルコールの力のおかげで規則正しい生活を維持することができ、結果的に寝込むような状態にまでには陥らずに回復できたのだと思う。(でもあまりオススメはしない。)

割とメンタルは強い方だと自負していたので、こんなに落ち込むものかと自分でもびっくりしてしまったが、それだけマロンの存在が大きかったということなのだろう。

犬や猫と比べると、ハリネズミはそれほど人と密接に触れ合う動物ではない。でもその分、常に気配を感じんがら生活していた。ハウスと針が擦れる音、砂を踏む音、カリカリという咀嚼音、水を飲む音、毎日いろんな音に聞き耳を立てながらマロンの様子を見守っていた。そうした音や気配を全く感じなくなってしまったことが、とても寂しく悲しい。

神宮前ギャラリー更新

神宮前ギャラリーサイトに3月のイベント情報を追加しました。

ミツキのスケッチブック Vol.7〜ドングリとおともだち〜

開催期間:こちらの展示は延期となりました。

ドングリのトリコになった女の子、中西美月(ミツキ)さんの個展です。自身7度目となる個展では、春の絵を中心に展示し、神宮前ギャラリーに一足早い春を呼び込みます。

ミツキのスケッチブック Vol.7