クリスマスケーキ2019

今年のクリスマスはお家パーティーが少なかったのでケーキ作りも楽だった。

家族にはブッシュドノエルを作った。生クリームがあまり好きではないななちだが、最近チョコレートクリームのケーキは好んで食べるようになったのでチョコレートでデコレーション。

義実家はケーキは用意してくれるとの事だったのでミートパイをお土産にした。子供達にも好評。

母にはシュトレン。今回はキットを使わず挑戦。第一次発酵までホームベーカリーでできるので思ったより楽だった。

『笑うな』(新潮文庫)

今年最後の書評は筒井康隆氏の『笑うな』。タイトルになっている「笑うな」をはじめとする34篇のショート・ショートが綴じられている。

筒井康隆氏と言えば映画化された『時をかける少女』が有名だが、そのイメージでこの短編集を読むと少しびっくりするかもしれない。ブラック・ユーモアのブラック度合いが濃いのである。以前紹介した星新一氏のショートショートの世界をより世俗的にして、エログロ要素を追加した感じだ。なので、好き嫌いは分かれると思う。

もちろん、全てがブラック・ユーモアという訳ではない。34篇のショート・ショートはバラエティに富んでおり、「最初の混線」のように最後のオチでくすりと笑える落語のようなものもあれば、「駝鳥」のように寓話的なものもある。「座敷ぼっこ」はロマンティックなファンタジーで、読後感も良い。

一方でブラックな話はかなり意地が悪い。「傷ついたのは誰の心」や「廃墟」、「べムたちの消えた夜」などはユーモアを感じられないくらいにブラックすぎて、なんとも言えない読後感が残る。

このなんとも言えない読後感の正体はなんだろうと考えながら繰り返し読んだ。そして、これは見て見ぬふりをしている人間の残酷で醜い部分を見せつけられたことによる戸惑いなのではないかという結論に達した。

「正義」に出てくる「彼」のような人はTwitterでよく見かけるし、「チョウ」で記録されている現象は、芸能人の不倫報道で盛り上がるワイドショーやTwitterの炎上騒動を彷彿とさせる。これらのショート・ショートは全てフィクションであるが、現実社会の表象でもあるのではないだろうか。筒井康隆氏はこれらのショート・ショートを通し、不条理で自分勝手な人間や社会を皮肉っているのだと思う。

色々なものへの配慮が求められるようになり、小説や漫画、アニメの表現規制も厳しくなった現代においては、筒井康隆氏のような(良い意味で)ぶっ飛んだ作家はもう現れないのかもしれない。時代の流れだと思うので、それが悪いことだとは言わない。ただ、世の中の作品が配慮されたお行儀の良いものばかりになったとして、人間社会がそれを反映したような差別のない愛と優しさにあふれた平和なものになるかどうかは甚だ疑問だ。

今年からスタートした書評シリーズ。ななちの習い事を待っている間にカフェで読んだ本について徒然と書いてきた。今日で今年の習い事は終わりなので、しばらく読書はお預けとなるため、書評もしばしお休み…。

ふちねこ

今月はキャンペーンしていたふちねこが欲しくて毎週veloceに通った。一番欲しかったチビサンタ猫が一発で当たり嬉しい。

RYO universalリニューアル

小田原駅前のレストランRYO universalのウェブサイトをリニューアル。利酒師の資格を持つ支配人が料理に合わせておすすめの日本酒を提案する【酒BAR】スタイルでの営業をスタートしました。

RYO universal

注目は開成町の酒蔵、瀬戸酒造とのコラボ企画である【日本酒ペアリング会席】。先付やお造り、焼物、寿司など、それぞれの料理に合わせて日本酒を楽しむことができる。酒蒸しやデザートにも瀬戸酒造の日本酒を使うこだわりようで、日本酒好きにはたまらない会席となっている。

小田原方面にお越しの際はぜひお立ち寄りを。

marshipさん個展へ

神宮前ギャラリーで開催しているmarshipさんの個展「星の降る森」へ行ってきた。

marshipさんはイベント出展は頻繁に行なっているが、個展という形での展示販売は今回が初めてとのこと。ギャラリー空間全体でmarshipさんの世界を表現されていてとても素敵だった。

marshipさんの作品の魅力は造形の細かさと世界観だ。作品一つ一つにストーリーがあり、動物への深い愛を感じる。例えばこのベタのピアスは、耳につけると泡をイメージしたブルートパーズの周りをベタがヒラヒラ泳ぐように作られている。

陽気なスマイルを浮かべたハシビロコウのリング。このゴツさと存在感、男性がつけても素敵だと思う。

立ち姿のペンダントも、ハシビロコウの特徴である直立不動感があふれている。

他ではあまり見られない爬虫類や昆虫をモチーフにしたアクセサリーがあるのも魅力だ。

また、今回は個展と言うことで石のセレクトオーダー会も開催。

自分で好きな石を選んでそれをピアスやリングなど好きなアイテムに仕上げてもらう事ができる。

使用する石はデンドリッククォーツ。金属成分が水晶に溶け込こんでいて植物入りの琥珀のような模様を持つ。

自然のものであるため、同じ模様のデンドリッククォーツはない。どれもが世界でたった一つだけの模様だ。

自分へのクリスマスプレゼントとして、新規にぶら下がりポーズのハリちゃんをお迎え。

誕生日にプレゼントしてもらった燻銀ハリちゃんと比べるとサイズも重量もアップ。冬のニットにちょうどいいサイズだ。

このフォルムとリアルなハリ感、実物を見たりされているのですかとmarshipさんにお伺いしたところ、ハリカフェや動物園などで実際に見て、触れ合って作品の造形イメージを作っているとのこと。ヤンバルクイナを作成する時には沖縄まで実物を見にいったのだとか。(すごい!)作家さんにお会いして色々お話を聞けるのも個展ならでは。

marshipさんの作品展は明日まで。ここでは紹介しきれないくらい、魅力的な作品がたくさんあるのでお見逃しなく。来場者プレゼントのクロスもとても素敵。

marship個展「星の降る森」

獄至十五ツアー参戦

この週末はななちと打首獄門同好会のライブに行ってきた。

打首獄門同好会を知ったきっかけはApple Musicだ。「For you (あなたへのおすすめ)」でたまたま流れてきた「布団の中から出なくない」を聴いて「なんだ?この私の心情をそのまま歌いあげたようなこの曲はッ?!」となり、ググってYouTubeのチャンネルを発見し「日本の米は世界一」を聴いて「あ、好き…」とハマった。

その後ななちにも布教し(→あっさりハマる)、いつか二人でライブとか行けたらいいなーなんて思っていたのだが、思った以上にその日は早く訪れた。このくじ運のない私がチケット当選したのである。

ななちは初のライブハウスデビューだし、私もめちゃくちゃ久しぶりのライブだ。オールスタンディングで二人とも体力がもつのかと不安だったが、とりあえずバンドTシャツを打首獄門同好会公式サイトで購入するなどして気合を入れる。

バンドタオルもゲット。

これらを装備し、体力アップのため夕飯には牛タンを摂取。いざCLUB CITTAへ。

前に行った時は確かまだ川崎クラブチッタだったと思うので20年ぶりくらいになる。すっかりお洒落な町になっていてびっくり。チネチッタのクリスマスイルミネーション、綺麗だった。

獄至十五ツアーは対バン形式で行われていて、会場毎に様々なゲストが出演するのだが、今回ゲストは氣志團だった。

テレビでみたあのリーゼントヘアの昭和のヤンキーがすぐ目の前に立っている。それだけでも興奮したが、パフォーマンスが始まるとさらにテンションアップ。歌はもちろん、トークも演出も面白くて笑いっぱなしだった。私は氣志團のライブに来たんだっけ?と思うくらいに密度の濃い、大サービスなステージだった。

これは打首さん、ステージ食われてしまうのでは…と一瞬思ったが、全くそんなことはなかった。むしろ、そんなことを一瞬でも思ってしまった自分を恥じたい。

大澤会長の宣言と共に「きのこたけのこ戦争」が勃発、ライブ会場は瞬時に打首ワールドへと切り替わった。さっきまで楽しくワンナイトフィーバーを踊っていた周囲の人達がいきなりヘドバンを始め、力の限り「きのこ!きのこ!」「たけのこ!たけのこ!」と絶叫し始めたのだ。驚いていたらサビでモッシュが始まり、何の心構えもなかったななちと私はあっという間に3メートルくらい流された。

ライブハウスもオールスタンディングも経験があったのだが、モッシュやリフトがあるタイプのライブは今回が初めて。最初は訳がわからず圧倒されてしまったが、モッシュが起こるタイミングを掴めるようになってくると楽しめるようになってきた。

他にも「島国DNA」ではマグロのバルーン人形がダイブしてきたり、「デリシャススティック」ではペンライトがわりにうまい棒が配られたりと、今まで経験したことのない演出ばかりで楽しかった。

こんなに踊って、歌って、叫んだのは初めてかもしれない。個人的には白米至上主義者として人目を憚らず心の底から「日本の米は世界一ィィ!!」と叫ぶ事ができたのが何よりも嬉しかった。

アンコール「フローネル」でライブは幕を閉じた。我に返ると疲労で動けなくなりそうだったのでテンションを保ったまま速やかに帰宅。そして二人で肩まであったか〜いお風呂に浸かり…幸せを感じた。(お風呂最高!)

獄至十五ツアー、本当に熱くて楽しい時間を過ごす事ができた。親子でのライブ参戦もいい思い出になった。次の機会があるのなら、その時までに体力をつけ、体幹を鍛えておこうと思う。(現在絶賛筋肉痛)

打首さんの歌はドラムもギターもかっこいい上、歌詞がとてつもなくわかり味が深い。個人的にとてもオススメなので一度聴いてみてほしい。