振り返り
今年は人間関係について考えさせられた一年だった。人と人との繋がりはとても繊細で壊れやすい。
自分も相手も、時間や周りの環境によって少しずつ変わっていく。そのため当然のことながら、相手との関係性も変わっていく。だから関係を続けていくためには、その変化を互いに自覚する事が大切なのだと思う。
また、敬意を持つことも大切だ。どんなに長い時間を共に過ごしていても、どちらか一方が相手に対する敬意を失った瞬間、関係はあっさりと崩れ去ってしまう。
一度壊れてしまった関係は、もう元には戻らないだろう。ただ、元には戻らないだけで、同じ相手と新たに関係を築いていくことは可能だとは思う。
また、関係が崩れてしまったからといって、その価値が無になる訳ではない。共に過ごした時間は自身の一部となっており、思い出や経験は、無意識のうちに、価値観や思考に影響を与えている。
生まれてから死ぬまでの限られた時間の中で、出会ってなんらかの関係を築く事が出来たと言うだけで、それは奇跡のようなものだ。
そんな事を考えながら、今まで出会った友達に感謝し、ゆるゆると年賀状を書いた平成最後の年末。
良いお年をお迎えください。
2018.12.31投稿