電子ピアノの鍵盤が、また沈んだまま動かなくなってしまった。私が高校時代に買ったピアノを実家からもらってきて使っているため、色々とガタがきているのだ。もう20年越えてるしそろそろ限界が近いのかもしれない。しかし、「じゃ買おう！」と気軽に買えるものでもないので、とりあえず夫に頼んで応急処置をしてもらった。

あまりこんなことをする人はいないかもしれないが、何かの参考になるかもしれないし…ということで、修理手順をメモしておく。
まずはピアノの裏のネジを外し、土台から鍵盤部分を外す。めっちゃ重いので腰を痛めないように気をつけよう。

1.鍵盤部分の裏にあるネジを外す。

2.裏のネジを外すと、鍵盤上部を覆っている蓋が開くようになるので、ゆっくり持ち上げて開く。

3.キーと基板を繋いでいる白いコードを外す。

4.キーボードと土台を接合しているネジを外し、キーボードを裏返すと、鍵盤とハンマーを一本ずつ外せるようになる。問題のあるキーを確認すると、ハンマーのおもりを支える部分のプラスチックが劣化して割れてしまっていた。

5.ハンマーとおもりを接着剤でくっつける。完全にくっつくまでセロハンテープで固定しておく。

6.しっりくっついたら、逆の手順でキーを戻す。

夫の力で、ピアノは再び蘇った。自分にはない才能を持った相手と結婚すると、常に相手を尊敬することができるので、結婚生活も長続きするのではないだろうか…なんてことを思った。