おすすめ絵本:『母と子のおやすみまえの小さなお話』(ナツメ社)

昨年くらいから、寝る前の読み聞かせに愛用しているのが、こちらの童話集である。日本の昔話やトンチ話、イソップ童話にグリム童話、中や韓国の民話にドイツやノルウェーの昔話など、世界各国の様々な物語が365日分綴じられている。

一つの物語は5分程度で読めるような分量であるため、ものによっては随分割愛されていると感じるものもあるが、とにかく色々なタイプのお話が入っているので、幅広く色々な物語に触れるのには最適である。索引も50音順、地域別、お話タイプ別(楽しいお話・笑えるお話、悲しいお話・感動するお話、こわいお話・不思議なお話、考えさせられるお話)と色々な方法で用意されているので、選びやすい。また、お話に出てくる動物の折り紙や、昔話に関連した童謡、手遊び歌、影絵の作り方、季節行事の紹介やその作法なども掲載されていて、子供だけでなく親にとってもためになる本である。

ななちのお気に入りはトンチ話の「きっちょむさん」シリーズだ。いつもこわいお話や悲しいお話はなるべく避けるようにして、楽しく面白いお話ばかりを選んで読んでいる。悲しいお話の中にも得るものがあるのだが…「寝る前は楽しいお話じゃないと悪い夢をみちゃう。」というななちの言い分も、まあなんとなくわかる気はする。