ピアノ発表会
昨日はピアノ教室の発表会だった。小さな個人の教室なので、発表会というよりクリスマスパーティーに近いアットホームなものなのだが、それでもみんなの前で弾くのは緊張したそうだ。今年は「遠い日々」、「君をのせて」、「さんぽ」、「となりのトトロ」の4曲を弾いた。この一年練習した曲の中から好きなものを選んで発表したのだが、気がつくとジブリ特集みたいな感じになっていた。
去年に比べたら曲も随分難しくなったし、タッチも安定してきた。ただ子供特有の、弾けるようになるとドンドン早くなる&雑になるという傾向があり、一番練習期間の長かった(=飽きちゃった)「遠い日々」はいつも残念な出来だったので「落ち着いて!」「ゆっくり!!」と連日のように注意していた。直前の練習でもボロボロだったのでどうなることやらと心配していたのだが本番はそんな様子は微塵も見せずに弾いていた。
昔から感じていたが、ななちは本番に強い。よくできたね!と褒めたところ、本番に失敗しないように家の練習の時はあまり集中しないで弾いたと宣ったので呆れてしまった。集中力を温存したということなのだろうか…。時々わが娘ながら、全く私とは違う、というか真逆のタイプの人間だと思うことがある。
キッチリ丁寧に弾きたい私と、感覚とノリとで弾くななち。どちらも間違っていないと頭ではわかっているのだが…ななちの練習の仕方を見ているとついイライラしてしまう。(雑なんだもん…。)ピアノを純粋に楽しませるためには、もう練習には口出しせず、任せてしまった方が良いのかなあとも思ったりもする。でもやっぱり、今後のためにも綺麗な指の動きを身につけてほしい…。難しいところだ。
とりあえず来年は怒らず練習を見守れるように頑張ろう。
2013.12.19投稿