ケーキがやけたら、ね』(評論社)
店頭で見かけ、表紙の絵の可愛らしさに惹かれて、3年前のななちのお誕生日に購入した。
「きょうは あたしの たんじょうび。これから ケーキを やくのよ。」と始まるこの物語。主役はお誕生日ケーキを自分で作ってしまおうというちょっとおしゃまな女の子である。「たまごがいるんだけどな。」とにわとりさんにお願いしたり、「ケーキにかざるさくらんぼがほしいんだけど。」とおさるさんにお願いしたりと、お友達の動物たちに上手に協力してもらいながらケーキ作りを進めていく。
各ページの動物たちの表情がとても生き生きとしていて、可愛らしい。ストーリーも温かいが、やはりこの絵本の魅力は温かみのある絵にあると思う。
2013.7.22投稿