おすすめ絵本:『エルマーとまいごのクマ』(BL出版)

ななちが大好きな「ぞうのエルマー」シリーズ第6弾。「パッチワークのぞう」というあり得ない設定であるのに、色彩豊かな背景の中では、エルマーのパッチワーク柄はごく自然に馴染んでいるから不思議だ。

ねんねのお友達「ぬいぐるみのクマ」をなくしてしまって眠れないと泣いている赤ちゃんぞう。エルマーは自分のぬいぐるみを貸してあげ、明日ぬいぐるみを探してあげると約束をする。次の日、エルマーは一日かけてどうぶつたちにたずねてまわるが、まいごのクマはみつからない。日が暮れ始め、エルマーが途方にくれていると、どこかから「だれか、たすけて!」と呼ぶ声が聞こえてくる…。

自分の大切なものを困っている子のために貸してあげ、約束を守ろうと懸命に頑張るエルマ-の優しさを描いた素朴で温かい物語。いとこのウイルバーのユーモアがハッピーエンドに笑いをそえてくれる。

ちなみに、ななちのねんねのお友達は、赤ちゃん時代にIKEAで買った巨大ワニと、先日パパに買ってもらったうさぎ型マクラである。ワニは最初からななちが抱いており、うさぎ型マクラはななちが寝た後に、「私のダミー」としてベッドにいれる。両脇をぬいぐるみに固められて寝苦しいのではないかと思うが、ななち的にはこの密着感が親子三人で寝ていた頃と同じ感じがして良いらしい。うっかりうさぎを入れ忘れると、夜中に起きてしまい、私のベットに潜り込んでくる。斯様に子供にとってねんねのお友達は大切なものである。