絵本レビューとWwbと…

『うしろにいるのだあれ〜サバンナのなかま〜』(新風舎)

「ぼくのうしろにいるのだあれ?」と問いかけるしまうまの後ろには、大きな足としっぽがちらりと見えている。「ぞうさん!」とななちは嬉しそうに答えていた。そしてページをめくると答えのぞうさんと、次の問題である緑色のトゲトゲのしっぽがちらりと見えている。このように、しまうまが語りかける形で絵本は進んでいく。

13種類のサバンナの動物達が次々に出てきて、最後はライオンくんの後ろにいる「ぼく」へと戻ってくる。最後のページが、夕焼けに浮かぶ動物達のシルエットになっていて、こんな風に並んでいたんだということがわかる。ふんころがしのみ、進んでいるため位置が変わっている、というディティールにも注目して欲しい。

ななちのお気に入りのページは、今も昔も、もちろん「ふんころがしくん」の部分だ。なぜこういうネタが好きなのだろうか…。(遺伝?)

2013.2.20投稿

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