『だるまさんが』(ブロンズ新社)
入園前、コミュニティ保育のお話会に参加した時に読んでもらった絵本だ。ななちは大層お気に召したようで、後日本屋に行った時に自分で見つけてきて買って欲しいとねだられた。いわゆる「ファーストブック」と言われる赤ちゃん向けの絵本なので正直「今更(当時4歳)こんな幼稚な絵本?」と思ったのだが、ななちがかなりご執心だったので購入した。
「だるまさんが」といいながら揺れるかわいいだるまさんが、次のページで「どて」と転んだり「ぷしゅーっ」とつぶれたり。その音と見開き一面で描かれる大胆なだるまさんの変形に、ケラケラと声をたてて笑う。その様子がおかしくて、ついつい私も大げさに読んで自分で笑ってしまう。ななちの一番のお気に入りは…「ぷっ」だ。なぜ子供はこういうネタが好きなのだろう。赤ちゃんから子供まで純粋に楽しめる絵本だ。同シリーズに『だるまさんの』・『だるまさんと』があるが、私はやはりこの絵本が一番面白いと思う。
2013.2.5投稿