ハイハイスタート
昨日、ついにななちがハイハイを始めた。
朝、鏡台の鏡越しに夫と話をしていると、鏡に映っているななちがベビーベッド上で「ハイハイッ」と四つん這いのまま2歩進んだ。
「?!」
夫と顔を見合わせななちの方を振り返る。
「…今、進んでなかった??」
早速リビングに連れて行ってみるが、四つん這いになってふんふんとお尻をフリフリ気合いをいれるだけで、進む時はすり這いのままだった。気のせいだったのか?
すると突然夫が、四つん這いになり、
「ハイハイハイハイッ!」と高速で移動し、ななちのおもちゃをゲットする、という行動を繰り返し始めた。
「…なにやってんの?(-.-;)」
「ハイハイで進んだ方がすり這いよりも高速で移動し、いち早くおもちゃをゲットできるということをみせているんだ。」
…まーた変な理屈こねてるよ、この人は…と半分バカにしながらも面白いから眺めていた。ななちも遊んでもらっていると思っているのか楽しそうだ。
しかし、驚いたことにその30分後くらいだろうか。ブックラック前の防壁(クッション)へ向かって四つん這いの体勢のまま進み始めた。
「あれれ?これはハイハイ認定していいんじゃないか?」
さっそくビデオを回し(笑)、ダイニングから声をかけると、私の方へ向かってハイハイしながら進んできた。ついにハイハイマスターだ。
「あなたのあの手本がよかったのかしら…。(@.@)」と驚くと、「いや、冗談だったんだけどね。(^.^;)」と夫も驚いていた。すり這いよりもハイハイの方が機動性がアップするということを理解したのかどうかはわからないが、人まねをする、という能力はかなりあるみたいだ。
一度覚えたらもう完全に身に付いてしまうのか、昨日までハイハイできなかったとは思えないくらいに、「ハイハイッ、ハイハイッ」と部屋中を動き回っている。
人間の成長とは不思議なものだ。
2007.3.22投稿